桜さくら

今日の雨と風で都会の桜は散ってしまったかもしれません。
先日もお伝えしましたが、国吉駅をはじめ、いすみ鉄道沿線の桜は、たぶんこの週末も大丈夫でしょう。
竹内まりあさんの歌ではありませんが、50も半ばを過ぎると、春の桜の景色をあと何回見ることができるかなあ、などとぼんやりと考えるようになります。パッと咲いてさっと散る桜の花のはかなさに、そんなことを重ねるのは日本人独特の感性かもしれません。
いすみ鉄道の写真をいつも撮影していただいている皆様方の作品です。
(クリックすると大きくなります。)

▲川田さんの作品

▲古谷さんの作品

▲渡辺さんの作品
春のいすみ鉄道の美しい風景です。
この景色をあと何度見ることができるでしょうか?
おそらく、最大3度だと思います。
何しろ老体ですから。
キハ52はもう5年も走っているのです。
当初、キハ52がどのぐらい走ることができるか考えていたのは5年。最大でも8年。
このゴールデンウィークで、5周年ですから、当初計画していた稼働期間に到達しているわけです。
自分の人生が消えていくよりも先に、きっとこの景色が見られなくなります。
一つだけ申し上げるとすれば、「皆さん、早くした方がよいですよ。」ということ。
国鉄が消滅してからかれこれ30年ですからね。
いすみ鉄道はあと数年なんてことはありません。
新車が入っていますから、春のシーンはまだまだずっと見ることができますが、キハ52、キハ28はあと数年です。
行く春を惜しんで、いすみ鉄道の旅をお楽しみください。