東京横断鉄道

今日は、朝、佐倉の自宅を出て、日暮里乗り換えて池袋から西武線のレッドアローに乗りました。
紅葉見物でしょうか。ほぼ満席のレッドアローに乗って向かったのは埼玉県の飯能市。
駿河台大学で 市民講座の講義を1本受け持ちました。
終了後、友人と会って高麗川でビールを2本飲んで、現在帰宅途中の京成イブニングライナーの車内でブログを書いています。
ユーカリが丘→日暮里→池袋→飯能
飯能→高麗川→川越→池袋→上野→ユーカリが丘
房総横断鉄道ならぬ東京横断鉄道往復の旅でした。
 行きはモーニングライナー、帰りはイブニングライナー。
410円で着席できる特急列車を走らせてくれている京成電車はありがたいですねえ。


さて、帰宅して追加執筆。
京成電車のライナーは乗車口で改札をします。そして降りる時には特急専用改札口がありません。
だから入口でハサミを入れてもらって車内に乗ったら、いつもライナー券のことは忘れてしまいます。
ところが西武のレッドアローは下車駅で改札がありまして、「特急券を回収します。」と言われました。
こちとら、最近、飛行機も電車もピッ、ピッで切符という認識がないものですから、到着駅の出口で特急券を回収するなどという感覚がすっかりなくなっているのです。
だから不慣れな電車で、切符は?と言われて焦りまくりました。
なにせ京成のライナーは乗るときだけですから。
この、到着地まで切符を所持して、到着した時に、ちゃんと乗車券、特急券を持ってますよ、と自分自身で身の潔白を証明しない限り、まるで罪人扱いされるような鉄道システムって、みんなどうして不思議に思わないのでしょうか。
飛行機なんか、もともと、到着地で「切符を見せろ。さもないと空港の外には出さないぞ。」などと言われることはありませんし、この10年ちょっとで、航空券とか、搭乗券とかの概念そのものがなくなってしまったのですけど。
そしてそれが競合する相手の商売のやり方なんですけどね。
このシステムを改善することができれば、鉄道会社の職員の「警察官的態度」がなくなりますから、もっとソフトに、航空会社並みのサービス姿勢が身に付くと思うのですが。
(別に西武電車のスタッフが警察官的だと言っているわけではありませんので誤解のないように。)
おっと、うちも鉄道会社だった。
お客様をムッとさせる職員がうちにもいるかもしれない。
そう思って、自らを正すことにしましょう。