今日は那須塩原へ行きました。
地元の有志が主催する「なすてつ」というシンポジウムに、講師、パネラーとして招かれまして、いすみ鉄道の取り組みを通して「ローカル線が地域とどう密着して、地域に人を呼ぶツールになるか。」というお話をさせていただきました。
栃木県北部の東北本線、黒磯駅は、私たちには交直切り替えの駅として有名ですが、東北新幹線が開業後、東北本線の優等列車がほとんど無くなってしまったため、機関車の交換や走行中に車内の電気が消えるなどという「儀式」はほとんど見られなくなって、存在感が薄れていますが、地元の人たちはそこを何とか盛り上げようと、鉄道を使った活性化を考えているようです。
今日1日那須の人たちとお話をさせていただいて感じたのは、新幹線通勤で東京まで通っていらっしゃる皆様方やそのOBの方々は、とても意識が高いのはもちろんですが、地元生え抜きの皆様方も、観光とか鉄道といったことにとても高い関心をお持ちだということ。なぜなんだろうと考えてみると、那須地域は古くからの保養地であって、天皇陛下や皇族の方々も年に何回かいらっしゃる地域だということで、地元の皆様方もとても洗練されていらっしゃるんですね。
いすみ鉄道のビジネスのヒントをたくさん見つけることができ、いろいろ勉強させていただいた1日でした。
皆様ありがとうございました。
壇上で講演をするのはクラブツーリズムの真柄部長さん。私と同じ昭和35年生まれで子どもの頃からの鉄道ファン。時代背景がピッタリですので楽屋でも話が弾みました。
会場には展示コーナーが設けられ、貴重なお宝グッズが並べられました。
「ひがしなすの」という駅、ご存知ですか?
いすみ鉄道もグッズを販売しました。非売品も並んでいます。わかりますか?
ちなみに下段は、ひたちなか海浜鉄道といすみ鉄道がコラボした「なすてつ」イベントの記念入場券セットです。
極めつけは本日のイベント用に用意されたひたちなか海浜鉄道といすみ鉄道のコラボ駅弁。
この駅弁は美味しかった。
いらしていただいた方のみの特典ということで、本日はありがとうございました。
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