JRへお礼に行きました。

先日、JR千葉支社と東京支社、東京総合車両センターへ出かけました。
昨年12月28日に発生した脱線事故で、いすみ鉄道では自社で準備していた脱線復旧装置が使用できなかったため、急きょJR東日本に応援を要請したのですが、12月30日の午後という時間帯にもかかわらず、JRの千葉支社と東京支社の皆様方が大勢で応援に来ていただきまして、脱線した車両を線路に戻す作業をやってくれたのです。
本当だったら年末年始のお休みに入っているという時期でしたが、電話1本でわずか2時間ほどで先発隊が駆けつけてくれまして、状況確認後、必要な重機や装備などの手配をして、総勢数十名態勢で深夜までかかって作業を行っていただきました。
その時のお礼といいますか、感謝状をお渡ししたくて、千葉支社と東京支社、総合車両センターを訪ねたのです。
大きな会社ですが、とても臨機応変に動いていただき、支社間の連携もよく、みごとなチームワークをお見せいただきましたが、鉄道の安全というものが体に染みついているような第一線の皆様方の気迫といいますか、ある種の気品のようなものを感じることができました。
たいへんな時間帯でしたが、すぐに駆けつけていただき、作業にあたっていただきましたことを深く御礼申し上げます。
ありがとうございました。

[:up:] 千葉支社での感謝状贈呈式
[:down:] 東京総合車両センターでの感謝状贈呈式


東京総合車両センターの皆様方との記念撮影です。
日本で一番大きな車両基地と検修工場ですが、大野所長さん(前列右端)は私の父と同郷で、以前からとても良くしていただいているんです。
例えば、キハ30が解体されずに国吉駅にあるのも大野所長さんの「熱い思い」もあるんですよ。
その後、工場内を見学させていただいて、ご満悦の私でした。
皆様、本当にありがとうございました。


設備もすごいですが、作業手順が大変素晴らしく、電車の整備がトヨタの生産ラインのように流れ作業で行われていました。
こういう技術ならば輸出産業になれると確信した1日でした。