板橋へ行きました。

昨日は東京の板橋へ行きました。
東京中小企業家同友会、板橋支部の総会の記念講演に講師としてお招きいただき、「赤字ローカル線いすみ鉄道をブランド化」という演題でお話をさせていただきました。
場所は板橋文化会館。
東武東上線の大山駅から歩いて5分ぐらいのところです。
私は大多喜から行きましたので、車でアクアラインを走っていきましたが、特に渋滞もなかったため、大多喜から板橋まで1時間20数分で到着しました。
圏央道が延伸すれば15分程度短くなると思いますから、すごく近くなりそうですね。
ところで、私は車で行ったにもかかわらず、どうして会場の文化会館が東上線の大山駅から5分ぐらいのところだとわかったのか不思議だと思いませんか?
そうです、私はこの町の出身で、20歳までここで暮らしましたし、文化会館の隣の中学校を卒業したからなのです。
つまり、私の故郷なわけですが、なんだかくすぐったいような、照れくさいような気がします。
会場には私の同級生も応援に来てくれましたが、彼はずっと地元に残り、地域を少しでも良くしようと、子供たちを取り巻く環境を守る活動に取り組んでいるのですから、本当に感謝です。
私が中学校に入学したのは昭和48年4月。
1973年ですからもう40年前。
その頃、毎日この道を通って学校へ行っていたのを、昨日のことのように今でもはっきりと記憶していますが、私の感覚よりも時間は正確ですから、高速道路ができて、街並みが整備された姿を見ると、40年の歳月を感じるわけです。
板橋というところは、私が子供のころからモノづくりが盛んのところで、私の親戚も町工場などをやっていましたが、今でも大田区と並ぶモノづくりの地域で、光学関係など世界的な企業もあります。
中小企業家同友会の皆様方は、その板橋で日夜経営に携わっていらっしゃって、厳しい環境を力を合わせて乗り切ろうと頑張っていらっしゃるのです。
昨日は久しぶりに板橋へ行くことができ、それも個人的なことではなく、仕事として呼んでいただき、少し胸を張って講演ができたような気がします。
同友会の皆様、どうもありがとうございました。
皆様の益々のご発展をお祈りいたしております。

中小企業家同友会板橋支部の総会でごあいさつされる板橋区の安井副区長さん。
この後、1時間お話をさせていただきました。