特に用もないのに汽車に乗る。

7月8月は、キハ52の運転日が多く、ムーミンの日もあったりで、なかなか忙しかったのですが、それでも、時間を作って、いろいろな鉄道に乗ってきました。

樽見鉄道(岐阜県) 新型車両が入って活気付いています。

錦川鉄道(山口県) とにかく美しい清流ライン。

青い森鉄道(青森県) 普通列車が時速100キロ以上で突っ走る。
いろいろなところへ実際に出かけること。
自分の目で確かめて、肌で感じること。
やっぱり大事なことだと思います。
もちろん、お酒も地元の食べ物も、楽しみです。
先週のブログで、木原線存続運動の際に、地元の人たちは用もないのに列車に乗って数字を作った、と書きましたが、
この「用もないのに列車に乗る。」というのが、私は大好きで、実は大事なことだと思います。
古くは内田百?先生も、「用もないのに何となく汽車に乗りたくなって」日本中を旅したようですから、汽車に乗るということは文化的でもあるのです。
用があって乗るのは目的地へ行くための交通機関として。
特に用がなくても乗るというのは、つまり、乗ることそのものが目的ですから、一般の列車でも自分で観光列車化できるのです。
私は昔から、用がなくても列車には乗ってきました。
読みたい本をもって新幹線で大阪往復したり、寝台列車に乗りに行って朝終点について、そのまま飛行機で帰ってくるなんてことは得意技ですから。
そう、見かけ通り、フットワークは軽いのです。(笑)
今、JRが千葉県内乗り放題のフリー切符を売っていますから、例えば、大多喜や大原の皆様も、用がなくてもいすみ鉄道にふらりと乗ってみるのをお勧めいたします。
いすみ鉄道、小湊鉄道に乗って、JRでぐるっと房総半島を回ってくれば1日コース。
列車の窓から景色を眺めると、きっと、いつもとは違った時間が流れていることに気が付きます。
途中下車してどこかでお昼ご飯でも食べれば、新発見がありますよ。

さてさて、そういうことで本日はいわて銀河鉄道に乗りにきています。
今、岩手県では知事選が始まって、街中いたるところにポスターが。
復興を目指して、こちらでは皆さんがんばっていますよ。
なんてことも、来て見なければ実感としてわからないのですね。
皆さんはどの鉄道に乗りたいですか?