京都出張 その2

26日に京都の太秦へ戦国バサラのイベントに行ってきたお話をしましたが、午後3時に太秦での打ち合わせが終わり、帰るにはまだ少々時間がありましたので、タクシーに乗って運転士さんにひと声 「梅小路!」
向かったのは、そう、梅小路蒸気機関車館。
せっかくここまで来たのですから、寄らない手はありません。

この日の運転機関車はC61の2号機。
今、JR東日本でも復元修繕中のC6120と同じ機関車。
確か奥羽本線の大館にいたカマ。
大井川鉄道以来約2か月ぶりに煙の臭いをかいで、京都まで来たかいがあったというものです。
扇形機関庫の中にはたくさんの蒸気機関車がいましたが、D51が2両、外に出て停まっていました。

[:up:] こちらはD51の200番。中央西線の木曽福島にいたカマですね。

[:up:] こちらはD51のファーストナンバー。この機関車もC612と同じく大館にいて、その後、米子に転属。最後は山陰本線で活躍しました。
ちなみに今、SL山口号に活躍する貴婦人と呼ばれるC57の1号機は、梅小路に来る前は新津機関区に配属されていましたが、もともとの配置は千葉機関区で、総武本線や房総東線(外房線)、房総西線(内房線)で活躍した機関車です。
ああ、昭和は遠くなりにけり。
こんな話しても、わかる人も少なくなってしまいましたね。
あと30~40年もすると、国鉄型の残党としてキハ52が最後までいすみ鉄道で活躍していました、なんて、今のティーンエージャーたちが、わかったようなことを言うのでしょうね。
それも楽しみだったりして。
そのころ、こちとら、もういないけどね。
みんな、よろしく。