キハ52を訪ねて。

昨日は「シーズンオフの旅は良いですよ。」と申し上げました。
人に勧めるということは、私は必ず自分で実践しますので、この週末はお休みをいただいてキハ52に会いに来ました。
皆さんもキハ52に会いに来てくれますが、私も会いに来たのです。

▲ベールに覆われてキハが格納されています。


▲大糸線の始発駅、糸魚川駅です。
旧赤レンガの機関庫の一部を保存する形で、その奥にキハ52が格納されています。
手前に線路が伸びているということは、時々出してお披露目するためでしょう。


▲最後に大糸線で活躍した3両のキハ52のうち、1両はいすみ鉄道へ、1両は岡山県の津山へ、そしてこの152号車は地元糸魚川市で保存されています。
糸魚川市の米田市長さんの熱意というか肝いりでこれだけきれいにピカピカの状態で展示保存されています。

▲2012年7月のキハ52-156
当時は金沢の車庫に眠っていましたが、今ではこんなにピカピカしてもらって糸魚川に里帰りしています。

▲2012年3月に大多喜にいらしていただいた時の米田市長さん。
大切なのは鉄道を思う心。
そして、思いというのは実現するものなのです。





キハ52の車内はさよなら運転当時のまま。
いすみ鉄道でも座席のモケットは張り替えましたが、それ以外は当時のままですから、大糸線で一緒に手をつないで走っていたことが今でもよくわかりますね。
糸魚川市でこれだけきれいに保存されているキハ52を見ると、いすみ鉄道で走っているキハ52は「文化遺産である」ということがよくお分かりいただけると思います。
このキハ52、いつか引っ張り出して本線上を走らせてみたいですね。
夢はどんどん膨らみます。
今度は津山へ行ってみましょうかね。