北海道の北見市で37度だったようですね。
帯広とか北見とか、ときどきこういう高温になることがありますが、お家に冷房がない人たちが多いので対策の立てようがないですね。
自動車の中で涼めればいい方かもしれません。
先日、千葉へ帰った時にイオンモールの中を歩いているお爺さんを見かけました。
完全にウォーキングのような恰好をして、行ったり来たりしています。
1階を1往復して2階に上がり1往復。
そして3階に上がってまた1往復。
見るとはなしに見ていると、たぶんこれをずっと繰り返しているのでしょう。
「おぉ、これはいいアイデアだ。」
そう思いました。
何しろ地域によっては行くところが無い老人たちが図書館へ入り浸って、勉強している高校生たちに向かって「お前たちがこんなところで勉強しているから、俺たちが本を読めない。」などと言って高校生を追い出しているところもありますからね。
そういうことを言うのは今の時代はだいたい団塊の世代のお爺さんたちで、棒切れをもって警察と喧嘩して「論破する!」なんて言っていた学生運動の成れの果てですから、理屈だけは一人前で若者たちはかなうはずありません。
そうして老害は公共施設を中心に蔓延しているわけですから、その点では全館冷房で涼しいモールの中を行ったり来たりしている爺さんたちは、別に他の買い物客の邪魔になるわけでもなく、「うまいこと考えたな」と思ったのです。
で、こんな掲示を見かけました。

モンロー・ウォークならぬモール・ウォーキング。
どうやらイオンの方でも「どうぞどうぞ」と奨励しているらしい。
モールというのは商店街ですから、何も買わなくても人が歩いていた方が賑やかしになりますからね。
でも、言われてみればそうなんですけど、私としても「なるほど、この手があったか」と、目からうろこの「モール・ウォーキング」でした。
大きな会社でもこうして新しい動きを作り出していく努力を常にやっているわけです。
まして特別な設備投資をしなくてもできることをやっているのですから、犬も歩けば棒に当たるではありませんが、町を歩くことはいろいろと発見があって勉強になるのです。
高校生を図書館から追い出して我が物顔で涼んでいる爺さんたちを放置していたらいけませんが、こういう形なら丸く収まるでしょう。
今度のお休みは、することが無かったらモール・ウォーキングでもしましょうかね。
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