今日、静岡県は梅雨入りしました。
心配な季節がやってきました。
この時期、毎年の恒例行事になったのが台湾国鉄で行われている駅弁祭り。
向こうでは「鐵路便当節」と呼ばれています。
実は6月8日は台湾の鉄道記念日で、駅弁祭りだけじゃなくて、いろいろな表彰なども行われる重要なセレモニーなのですが、その重要なセレモニーで、私の仲良しの助川和彦さん(助ちゃん)が「台鉄の友」というたいへん栄誉ある賞をいただきました。

おめでとう、助ちゃん。
このブログはリンクを張ると記事の一番最初の写真がポップアップするシステムですので、今日のFacebookページはこの写真がド~ン!
これ、たいへん栄誉ある賞ですから、勲章ですね。
ということで、台北駅構内で週末開催された駅弁祭り「鐵路便当節」の様子です。










すごい賑わいでしょう。
現地特派員の熊谷宗一氏のレポートです。
大手も出ていますが、中小私鉄も参加しています。
姉妹鉄道締結をしている会社さんにお誘いのご案内が来るのです。
来年は大鐵も行きますよ。
島田市と川根本町、そして静岡県の看板を下げて。
行政の皆さん、予算化よろしくお願いします。
台湾には私はもう数十回行っていますが、最後に行ったのが去年の5月でした。

私が行くときは一応公式訪問ですから、台湾国鉄の幹部の皆様方とご挨拶です。
中央、私の隣が台湾国鉄の杜微会長さんです。
昔の日本の国鉄で言ったら国鉄総裁ですかね。
えら~い人です。

公式訪問ですから、こんな感じです。(右は黄副社長さん)
でも、まぁ、基本的に私は皆さんとお友達になりますから、こうな感じです。▼

大多喜まで来て伊勢海老列車に乗ってくれたこともありました。

こちらは馮輝昇社長さん。
去年の5月、一緒に夕食をしたときの記念撮影です。
では、なぜ私がこんなに台湾国鉄の皆様方と仲が良いのかと言うと、実は私はもう20年も前から台湾全土をくまなく乗り鉄して、台湾国鉄のDVDを作ってきたからです。

機関車の運転室にカメラを持って乗り込んで延々と撮影するのです。
こんなことを20年も前から撮って、台湾全土をくまなく前面展望DVD化しているのは、日本人では私が唯一です。
▼詳しくはこちらをご覧ください。
台湾 | パシナ倶楽部オンラインショップ
20年前はまだ台湾の鉄道が軍事施設だった当時の雰囲気が色濃く残っていて、駅のホームで列車を撮影していると駅員さんが走って来て、
「お前、何撮影しているんだ。」
と怒鳴られました。
私が許可証を見せると、その駅員さんが無線で何やら連絡して、急に笑顔になって、
「OK、OK、悪かったね。」
そんなことが何度もありました。

その台湾がわずか20年の間に鉄道趣味がこんなに盛り上がり、駅弁祭りが開かれるのですから、その変化には驚かされるとともに、日本の鉄道の衰退ぶりが加速しているのにも驚きます。
台湾でできていることが日本にはできないのですから。


でも、まぁ、私としては台湾で日本の駅弁を食べたいとは思わないので、台湾と言えばやはりここ、関山駅の駅弁かなあ。
関山駅はトキ鉄の関山駅と姉妹駅締結をしていますが、私がいた5年間はちょうどコロナになってしまいまして、大きな交流はできなかったので、去年の5月に退任前にお邪魔してご挨拶をさせていただいたのでありました。


特派員レポートによると、一番人気だったのは福井食堂さん。
早い時間に売り切れとなったそうです。
福井食堂は彰化県の社頭駅からほど近いところにある食堂で、日本大好きの社長さんが経営しています。

私も近くへ行くと必ず立ち寄ります。


彰化には機関庫がありますから、去年も行きました。
ということで、台湾鐵路便当節、大成功おめでとうございます。
来年は大井川鐵道も参加できるように頑張ります。
地元のお茶を引っ提げて行きましょう。
台湾特派員の宗ちゃん、お友達の皆様、情報提供ありがとうございました。
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