仮設住宅が被災って?

能登半島では大雨が半端なく降り続いたようで、今日になって大きなニュースとして取り上げられています。

でも、知り合いの話では、もう、おとといの時点から大変なことになっていたらしく、「なぜ、今日になってニュースになるのか?」って憤慨してる様子でした。

報道で私が驚いたのは、地震で家を失った人たちが住む仮設住宅が浸水被害を受けたというニュース。

あまりにもひどい話です。

6月に輪島を訪問した時の写真です。
この川が氾濫して、被害を受けた地域が浸水した様子をニュースで見ました。

この時、地域の皆様方とお話をさせていただいたのですが、能登の人たちは穏やかな人が多く、あまり文句を言わないらしい。
で、我慢してしまうようで、1月1日の震災から6か月経っても復興が進んでいないことに対して、怒りを通り越して皆さん黙々と生活してるんです。

つまり、サイレントマジョリティ。
皆さん穏やかでいい人たちなんです。

そういう人たちが、今度は考えられないような大雨で突然仮設住宅まで失った人たちがいる。土砂崩れで家族が行方不明の人もたくさんいる。復興の工事中の人たちが被害を受けている。

あまりにもひどい自然の仕打ち。
そして差し伸べる手の少なさ。

なんだかこちらも憤りを通り越して寂しい気持ちです。

何とかしなければいけないんじゃないでしょうか。

と思う今夜です。

能登半島って良いところなんです。
今から25年前に私が撮影したのと鉄道七尾線の映像をどうぞ。
残念ながら廃止になってしまった路線ですが、能登半島の良さをご理解いただけると思います。

PC58 のと鉄道 七尾線 全編 (youtube.com)