国吉駅に保存してあるキハ28のクラウドファンディング返礼品として予定されていた撮影会がこの連休で無事に終了したようです。
私も推薦人に名を連ねておりましたので気になっていましたが、主催者の鈴木和之さんが実施してくれたようです。
暑い中お疲れさまでした。




こんなにきれいにしていただいて、キハ28も幸せですね。
国鉄形気動車というのは大きく分けて4つの種類に分類することができます。
・通勤形気動車(キハ35系など)
・一般形気動車(キハ10系、20系、40系など)
・急行形気動車(キハ55系、キハ58系、キハ65系など)
・特急形気動車(キハ82系、キハ181系、キハ183系など)
このうち、昭和の非電化時代の千葉には特急は走っていませんでしたので、千葉に縁がある車両は通勤形のキハ30、一般形のキハ52、急行形のキハ28となります。
キハ52は勾配線区用のダブルエンジン車ですから千葉には走っていませんでしたが、同系列のキハ20、25などが主流でしたので、この3形式は国鉄時代の千葉を代表する形式で、これすなわち鉄道博物館を越える動態保存なのです。
この価値をご理解いただいている皆様方が、鈴木さんを中心に保存活動を展開していただいているということはありがたいことですね。
多分10年経たないうちに大きな価値があることが皆様方にもお判りいただけることと思います。
ということで、鈴木さんをはじめ、クラウドファンディングにご協力いただきました皆様、ありがとうございました。
さてさて、ライターの杉山淳一さんが大井川鐵道社長としての私の記事を書いてくれました。
この記事はオンラインのインタビュー記事ですが、杉山さんとは旧知の間柄ですので、他ではお話しないようなこともいろいろとお話させていただきました。
とにかく、復旧に向けてスピード感を持ってやっていかなければなりません。
もう2年近く止まっているのですからね。
それと同時に、現状の金谷-川根温泉笹間渡の区間でどのように集客をしていくかが問われているわけで、その2つを同時進行させていくのが私の任務です。
コロナで痛めつけられたところへ持ってきて、災害で不通区間があるという泣きっ面に蜂のような状況であるということをまず皆様方にご理解いただいて、ご支援、ご声援をお願いしていかなければなりません。
でも、状況は決して悪くはありません。


7月12日の様子です。
雨降りの平日にもかかわらず、これだけお客様にご乗車いただいていますから、会社として悪い状況ではありません。
あとは、右に見える一般電車にどうやってお客様に乗っていただくか。
当面伸びシロがあるのはその部分だと考えています。
少しずつですが、いろいろ見えて来ていますので、作戦を練っていきたいと思っています。
とりあえず、この夏はビール列車、よろしくお願いいたします。
今年は旧型客車で一杯!ビール列車2024開催!【7/26▶9/14】 | 大井川鐵道【公式】 (daitetsu.jp)

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