初回は単なるスルー

先日もそうでしたが、調べ物をしていてHDの中を見ていたら、2015年3月16日に私は北陸新幹線に乗っていることがわかりました。

長野から先、北陸新幹線が金沢まで開業したのが2015年3月14日。
その2日後のことです。

北陸新幹線が開業した日は同時にトキめき鉄道が開業した日でもありまして、何やらいろいろトラブルがあって大変だったという話は聞いていますが、それはそれ。産みの苦しみのようなものですから、段取り不足だったと反省しているようですが、そんなことはやってみて分かったことですから、今思えば社内の皆様方には良い経験だったと思います。

そんな大混乱を横目に、私は開業2日後に上越妙高にやって来たのでありました。


グランクラスじゃなかったけど、こんなお弁当を食べた。

上越妙高初上陸!
でも、切符を見ればわかるように私は金沢まで行く。
じゃあなんで上陸したのかと言えば、ここでかがやきの通過待ちだったのです。

びゅわ~ん、と通過していくかがやき。
ホームの先端には何やら人だかりが。

わずか3分程度の上陸で、上越妙高は単なるスルー

糸魚川を過ぎたらもう誰も乗ってない。
大丈夫なのかなあと思いつつ。

どうも各駅で停車時間が長いと思ったら、少々遅れ気味なのもあったんですが、ホームの先端に新幹線に乗らない人たちが電車を見に来ている。
上越妙高でも糸魚川でもホームの先端に多分地元の人たちが。

ということで金沢着。
金沢駅もこんな感じでホームの先端に人だかりが。
開業ムードで盛り上がっていたのです。
そりゃそうですよ。
念願の新幹線が来たのですから。

切符は小松まで買ってありましたが、駅前に出たらかっこいいバスがやって来た。

ということでバスで小松空港へ行き、14:50分の飛行機でさっさと東京に戻ったのであります。

このようにして私の上越妙高上陸はわずか2~3分だけの単なるスルーでした。

ていうか、金沢にも何も用はありませんでしたので北陸新幹線初乗車も単なるスルーだったわけでして、数年後にここに住むことになるとは夢にも思わなかったのであります。

だいたい、他社からオファーは受けていましたが、並行在来なんて誰がやるもんか! と思っていましたし。

人生って面白いもんですね。

今、雪を待っている日々ですが、上越っていい所ですよ。
私は気にいってます。

スルーした場所ではありますが。