3連休が終わりました。

昨日の晩は夜行列車が運転されました。

50名様にご乗車いただきました。

えちごトキめき鉄道の夜行列車は3つのコースがありまして、4人掛けボックスシート占有プラン(18000円)、ロングシートプラン(11000円)、学割プラン(6000円)の3種類を募集しましたが、ほぼ満席となりました。

お客様は皆さん、わざわざこの夜行列車に乗るためにいらしていただいている方々です。
それだけ国鉄形車両で昭和の夜行列車を再現することに価値があるということになりますが、ご乗車いただきました皆様方は、その価値がわかる人たちということになりますね。(笑)

夜の9時過ぎに直江津駅の改札口前には夜行列車受付の列ができていました。
一般のお客様が「何の行列ですか?」と聞いてきましたので、「夜行列車です。」とお答えすると、皆さん「????」。
ちゃんと説明すると「面白そうですね。」と言われていました。
そう。どこにも行かない夜行列車ですから、面白いのです。

ホームには撮影の方々もたくさんいらっしゃいました。

ボックスシート、ロングシートと、それぞれの皆様方の正しい寝方です。

ドア横の2人掛けの席は学割シート。
この彼は秋田から来た中学2年生だそうです。

学割シートは学生の方々に昭和の夜行列車を経験していただくための座席で、格安の価格設定です。
もちろんお弁当やお土産などは一般の方々と全く同じです。

このドア横の座席は、実は私が若いころのお気に入りの席です。
当時の夜行列車は混んでいましたので、座席は満席。
床に新聞紙を敷いて座り込むのが当たり前でした。

旧型客車や寝台車はともかくとして、当時は115系の夜行が結構ありまして、中央線の長野行(のちの上諏訪行)や上越線の長岡行などがそれで、実は113系や115系は急行形の165系や客車に比べるとシートピッチが狭いのです。
そういう列車ではボックスシートの窓側に座ってしまうと、もちろん4人びっしりが当たり前でしたから足が延ばせずに一晩きつい思いをすることになります。
だから、私は整列乗車してドアが開くと真っ先にドア横のこの座席に座ったのです。
隣に人は来ますが、ここなら足を延ばせますからね。

そんな思いからこの座席を学割シートにしているのです。

ということで夜行列車はいつものように22時に出発して妙高高原を往復して12時過ぎに直江津に戻ってきます。

ここで1時間少々停車して夜鳴き蕎麦タイム。
深夜のホームで皆さんお好きなカップ麺を2つ3つ食べてました。

私も小腹が減ったので赤いきつねを。
これがうまいんですよ。

単なるカップ麺が、単なるカップ麺じゃなくなるのです。

これが体験型商品というものですね。

充電サービスも提供。
どうです?
至れり尽くせりでしょう。

そして車内は消灯。
午前1時20分に発車していきました。

私は昨日はここで離脱しまして2時過ぎに自宅に戻りましたが、今日は午後から急行列車を見に行きました。

ちょうど雪月花がホームに入ってきました。
今日も雪月花はほぼ満席でした。

お客様が下りてきて駅弁屋さんに群がります。

アッという間に駅弁が完売になりました。

雪月花の中でおいしいお料理をいただいているのに、お弁当も買われるとは。
エスキモーに冷蔵庫を売るような商売ですね。

でも、完売。
直江津駅のお弁当はそれだけおいしいのです。

こちらは15時の急行3号、プリンアラモード列車の車内。
おやおや、皆さん昨日の夜行列車からずっとご乗車ですか。

前の晩22時に出て、15時の時点でまだ乗ってるということは、延々17時間の乗車ですか。
でも、かつての急行「桜島」「高千穂」は東京から西鹿児島まで22時間、26時間の運転時間でしたから、まだまだ山口県あたりですね。(爆)

最近は観光急行も女子の皆さんが増えてきているんです。
とにかくプリンアラモードが好評をいただいておりまして、この列車に乗るためだけに東京や京都、大阪からいらしているのです。

観光急行の良さはご自身でいろいろと演出ができることでしょうか。
ご自分でシャブリの白ワインをお持ち込みいただいてお楽しみいただくことも可能なのであります。

本日の上越タイムスさんには3日のNGT48のお2人とのトークショーを掲載していただきました。

この3連休は仙台にも行きまして、何かと忙しく過ごしましたが、わざわざトキめき鉄道にお越しいただきました皆様、ありがとうございました。

私は少し疲れましたので、明日は1日お休みさせていただきます。