HBD2U

昨日2列車連続で居眠りして乗り越した私は上越妙高に戻って自宅に帰るとすぐにお迎えの車が来まして直江津駅にやってまいりました。

24日まで千葉で怒涛のイベントがありましたので、昨日は午後の新幹線でのんびり帰ってこようと思っていたのでしたが、「団体のお客様の対応がありますから急行3号に間に合うように帰ってきてください。」と言われたものですから、えきねっとで新幹線を変更したわけで、でも、気分は午後のままボ~ッとお昼前の新幹線に乗ったことが敗因だったようです。

さて、団体のお客様というのはこれまた千葉からのお客様で、つまり、私のお友達の面々。

おや、皆様お揃いでどうしました?
そして急行列車に乗るとヘッドマークに「鳥塚」って書いてあるではありませんか。

「何だこれ?」

「お誕生日のサプライズです。」

「え~っ?」

そう、皆さん私の誕生日のためにわざわざ上越までやってきてくれたのであります。

ありがたや、ありがたやです。

実はこれ、「お好きなヘッドマークを取り付けます。」という新商品企画。
記念日とか、貸切列車とか、いろいろ営業する中で、ご要望の多い「好きなヘッドマークを付けて走らせますよ。」という商品を始めようと現在企画中でして、「社長のお誕生日に何か・・・」と、今回、話題性を狙って、その実験台として「鳥塚」と付けていただいたようです。
うれしい配慮ですねえ。

このお好みヘッドマークはすでに11月にご予約をいただいておりまして、今後もご自身の企画列車や記念日列車に好きなヘッドマークを取り付けて走らせますので、営業部までお問い合わせください。

「まつしま」でも「ばんだい」でも「もりおか」でも「つくし」でも良いですよ。
団体貸切などでご乗車の列車に取り付ける場合と、撮影目的で取り付ける場合とでは料金が異なりますのでご注意ください。
ちなみにお乗りになられる方がご希望される場合は22,000円(税込)だったかな。

決まりましたらまたご案内させていただきます。

こちらは停車中の観光急行。
皆さん運転室に群がって中を覗き込んで、運転士さんに質問です。

観光列車というのはこういうことにきちんと対応するのがお仕事なんでしょうけど、運転士さんによっては嫌がる人もいるだろうなあということは容易に想像できます。
でも、これがお仕事なんですから、こういうことが嫌だと思う人は観光列車の運転士には向かないということですから、そういう人は普通の列車に普通に乗務してもらえばよいと私は考えています。

逆に言うと普通の列車のつもりで普通に乗務しているような人は、観光列車の乗務員には不向きな人ですから、何かお気づきの点がございましたら私まで直接お知らせください。

さて、いくら社長とはいえ業務以外で列車に乗るのですから急行券が必要です。
そしてお賽銭箱も当然のように回ってきまして、私の前で止まるわけでして。
見てください。このお賽銭。

ありがたや、ありがたやでございます。

車内販売もなかなか先に進めない状態。
大人気のクハ455ペンケースは売切れ。
ちなみに、こんなワンカップも販売しております。
良いでしょう。

急行4号が直江津駅に戻って来ても皆さん車両の周りで撮影中。
そう、行先表示の幕回しの儀式です。

昨日の車掌氏、なかなか気が利く男でして、車内アナウンスも雰囲気出してるし、こういうところもサービス満点。
観光列車の乗務員はこうでなくちゃね。

そのあと私は海鮮居酒屋に連れて行かれまして、お誕生日会を開いていただきました。

お誕生日のケーキなんていつ以来だろう。
455の絵が描かれたホワイトチョコレートがケーキの上に載っている特注のお誕生日ケーキだそうで、作っていただいたのは観光急行のスイーツ列車のスイーツを担当していただいている、パティスリー リ・リさん。

おいしゅうございました。

ということで、昨日は、2列車連続寝過ごした私の心の傷も皆様のおかげで癒えたのであります。

62歳のお誕生日会を開いていただきまして、誠にありがとうございました。

HBD2Uならぬ、2me なのでありました。

※乗り越し事件の顛末につきましては、DMMオンラインサロン「鳥塚亮のローカル鉄道オンラインサロン」(有料制)にてお話しさせていただきます。
よろしければご参加くださいませ。