今日の上越タイムス

今日の上越タイムスに土曜日の高田の朝市でのお弁当販売が載っていました。
そして12月31日運転の夜行列車についても記事にしていただきました。
上越タイムスさん、大きく載せていただいてありがとうございました。

皆様ご存じだと思いますが、昔からの地元の市というのは全国的に縮小傾向にあります。

千葉県勝浦の朝市もそうですが、やっている人たちの高齢化、人口減少によるお客様の減少などでだんだん下火になってきているのが、全国各地で見られる傾向です。

これを食い止めるために10年ぐらい前からあちらこちらで行われてきているのが観光客向けの朝市や市場なのですが、大阪の黒門市場のように観光客ばかりに目を向けてしまうと地元の皆さんからそっぽを向かれてしまいます。
伝統の市で客単価の高い観光客ばかりを追いかけ始めると、それまでの地元客から相手にされなくなります。そして今回のコロナのようなことが起きると、立ちいかなくなるリスクがあります。

でも、だからといって地元のお客様ばかりを相手にしていたら客単価も上がりませんし、いずれじり貧です。

そういうことが起きないようにするためにと、この新聞記事にもあるように、高田の朝市でも少しずつ趣向を凝らして変化をつけて、「パンまつり」「鉄道まつり」「スイーツまつり」など趣向を凝らして、今までのお客様以外の新規顧客、それも観光客に頼らずに、地元の、ふだん朝市に来ないような人たちにいらしてもらう。
こういう工夫や努力をしていますから、私は高田の朝市の皆様方はよく企画して考えていらっしゃると思います。

こういう伝統のある古い町並みだと、ご多分に漏れず旦那衆のような人たちが牛耳っていることが多くて、若い人たちが新しいことをやろうとすると、ああでもない、こうでもないと邪魔をするのが全国各地で見られる世の常なんですが、そういうことは多分多かれ少なかれここにもあるとは思いますが、でも、新しい取り組みを実施して、それがきちんと成功して、それによって朝市が続いていくことができれば、私は本来の目的を遂行できるのですからよいのではないかと思います。

ただ、賑わいづくりのために参加したトキめき鉄道が、わずか1時間ほどの間に1500円の駅弁を100個も売ったとなると、もしかしたら中には面白くない人たちもいるかもしれませんから、今後の展開としてちょっと心配ですね。

私は全国各地のローカル鉄道沿線を見てきていますから、世の常というのも心得ているつもりでおります。

ちょっと気を付けたいと思います。

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