今日は鉄道の日記念 D51縁日でした。

心配していたお天気も何とか持ちこたえてくれました。

午後まで秋晴れの最高のお天気でしたので、本日のD51縁日にはたくさんのお客様にいらしていただきました。

百聞は一見に如かずですので、写真をご覧ください。

転車台を回るD51の周りにはちびっ子たちご家族連れがたくさん。
縁日ですから出店もあるしキッチンカーも来てました。
エンジョイコーナーにも列ができて大盛況です。

鉄道模型運転コーナーでは真剣な目つきでNゲージの列車を運転する子供たちでひっきりなしに賑わっていました。

こちらは鉄道部品のコーナー。
掘り出し物を探そうと皆さん必死です。

銚子電鉄の映画「電車を止めるな」に出演されている女優の池上恵さんもいらしてくれてお客様と記念撮影。

鉄道貨物協会さんもいらしていただいて、皆さんコンテナの中がブースになっています。
これ、なかなか好評でした。

私が一番興味を持ったのは昭和初期の駅弁の掛け紙コーナー。
これは貴重なものばかりでした。

すごいでしょう。
よく見てください。
昭和2年とか4年とか5年とかの日付ですよ。
製造時刻も午前5時とか4時とか。
当時の鉄道は24時間動いていて、夜行列車もどんどん走っていたことがわかりますね。
これは貴重ですよ。
「上等御弁当」って、中身が見てみたかったなあ。

今日のお客様の特徴は滞留時間が長かったことでしょうか。
出店やイベントなどがあると、皆さんじっくり。
中にはお弁当を持ってきて家族で食べられているシーンも見かけました。

最後に体験乗車用の緩急車をしまう16時半まで、たくさんの皆様方がお楽しみになられていました。

小さな子供たちの思い出に残るような、そんなレールパークになったと思います。
D51が走る景色が、子供たちのふるさとの景色になるということは、私は大事なことだと思います。

そういうことを地道に続けて行かないと、地域はダメになっていく。
なぜなら子供の頃の思い出がふるさとの思い出になって、自分のふるさとを大切にする人間になるからです。
鉄道が何かのきっかけになって、地域のお役に立てればよいなあと思っていますが、結果が出るのは10年20年後でしょうね。

それまでこちらの命が持たないと思いますが、私は自分の使命としてトキ鉄の若いスタッフに鉄道Loveを注入していきたいと思っています。

皆様、本日はありがとうございました。

スタッフの皆さんもお疲れさまでした。

明日は観光急行の車内でカレンダーや特別商品の販売を行います。

もちろん、私が乗りますよ。