インターネットが邪魔をする?

ワクチン接種が思うように進みませんね。

医療関係者の皆様、自治体の皆様、大変なお仕事ご苦労様です。

でも、他の国に比べてなぜ日本はワクチン接種率が低いのか。
それと、なぜ、ワクチン接種がうまく進まないのか。

この問題は、後々にいろいろ検証しなければならないと思います。

まず、ワクチンの配給が遅れていること。
それにはいろいろ理由があるのでしょうけど、国内でワクチンが開発できていないということが大きな問題だと思います。
理由はわかりませんが、この点では日本は先進国ではないということがはっきりしたことは間違いありません。

そして、やっと入ってきたワクチンがうまく接種できていない。
これはなぜなんでしょうか?

インターネットで申し込みを受け付ける?
その申し込み方法を説明するための電話相談専用ダイヤルを設けると、その電話が繋がらない。
そうこうしているうちにインターネットの申し込みが満員になってしまう。

何やってるんでしょうね。

多分行政的には公平性が第一ですから、その所を気にしているのかもしれませんが、だったらインターネットなど最初からあてにせずに、役場から対象となる住民に「あなたは何月何日に来てください。」と、一方的に通知を出してしまえばいいんじゃないですか?
選挙の投票券のように。

だいたい高齢者の人たちのほとんどは会社へ行ったり業務を抱えたりしているわけではないのですから、9割以上の人が指定された日時に来るでしょう。
それをわざわざ「インターネット」を使おうとするから混乱が生じるのではないでしょうか。
そもそもインターネットが完備されているわけでもないのに。

去年の10万円給付でも露呈しましたが、この国はインターネット環境でも明らかに後進国なんです。

日本人は、自分たちが先進国民だと思っているかもしれませんが、医療技術もインフラ整備も明らかに後進国で、世界から大きく後れを取っているということを、これを機会にしっかりと認識する必要があると私は思います。

その原因はいろいろあるとは思いますが、バブル崩壊以後、遠い将来を見越した先行投資がほとんど行われていないということではないでしょうかね。

企業なども皆さん単年度決算で黒字にさえなればよいし、財務省も当面の税収を確保することばかりで産業を育成することに対する制度が不十分。
どこもかしこも、まず自分たちの利益を確保して、取り分を確保することばかりで、将来に向けての投資が行われてこなかったことが今日につながってきているように思います。だから、皆さんこじんまりとまとまって、私などは数年がかりのプロジェクトの話をすると「バカじゃないの?」という目で見られるのです。

そういうことだから、学校でも役場でもネット環境が完備していないし、ワクチンを作るための研究開発も外国よりも遅れているのではないでしょうか。
バブル崩壊からそろそろ30年ですから、いい加減に目を覚まさないと、完全に置いて行かれると思いますよ。

というようなことを考えていたら、今日は驚くような嬉しいニュースがありました。

星野源&新垣結衣が結婚 『逃げ恥』SP撮影後に交際開始、婚姻届提出は「今後時期を見て」

みんな、なんだかんだでしっかり進行しているんですね。(笑)

源ちゃん、結衣さん、おめでとうございます。

おじさんとしては源ちゃんの健康が心配ですが、どうぞお幸せに。