今日は台湾の先生。

今日は台湾の勉強をしている大学生の皆様方に「台湾の鉄道の魅力について」話をして欲しいというお話をいただきまして、私は台湾国鉄の偉い人に成り代わりましてお話をさせていただきました。

会場には10数名の学生さんでしたが、リモート授業で参加する学生さんもいました。

台湾の鉄道はもともと日本の時代にシステムが作られたところがほとんどですが、その後、かなり進化していまして、私が見るに日本のJRよりもはるかに良く運営されていると思います。
その証拠は、新幹線が並行している在来線に、今でもたくさんの特急や急行列車が走っていて、そのどれもがとても利用者が多く、座席が取れない状況だからです。

日本は乗客を利益率の高い新幹線に誘導しようと在来線の特急を廃止して、あるいは在来線そのものを並行在来として第3セクター化してしまいました。
そして国民の鉄道離れが加速しています。
ところが台湾では新幹線ができても国鉄はしっかりと在来線の運営を行っていて、新幹線は民営化して別会社が運営しています。
こうすることで在来線も新幹線もどちらも利用者が多く、在来線の特急「自強号」などは今でも13~14両編成で座席が取れないほど混雑しているのです。
もちろんあの狭い台湾で国内線の飛行機は飛んでますし、高速バスも頻繁に走っています。
つまり、すべての交通がきちんと機能しているのですから、私は日本の交通政策は台湾を見習うべきであると感じています。

というようなお話をさせていただきましたが、こちらは好き勝手なことをお話しするだけで大学生の皆さんの勉強になるのですからよいお仕事ですね。

ご縁をいただきましてありがとうございました。

ところで、皆さん同じですが、私はもう1年以上も台湾に行っておりません。
そんな私が台湾の話をするためには必要な儀式がありまして、それが、「その気になる」ということであります。

ということで、SET-阿賀谷のKK先生と、K-助平ご出身のS編集長にお願いいたしまして、昨日は久しぶりに台湾料理。

うまかったなあ。

だんだんその気になってきたところで、KK先生とS編集長とともに出かけた台湾の旅を振り返ってみましょう。

懐かしいなあ。

ということで、1日も早く台湾に行かれる日が来ることを願って、今夜のところは台湾ビールで乾杯! と行きましょうか。

泡が出てない・・・