上越市、高田駅近くにある百年料亭「宇喜世」さん。
国から登録有形文化財に指定された貴重な明治、大正、昭和の文化を今に伝える現役の料亭です。
自宅から近く、社長さんも良く存じ上げておりますので、私も時々お邪魔しておいしいお料理をいただいたりしているのですが、その宇喜世さんが建物修復などの費用を助けていただくためにクラウドファンディングを実施しています。
国登録有形文化財「百年料亭 宇喜世」の小座敷を修繕し140年の建物を守りたい!
目標額まであと一歩のところまで来ています。
皆様もぜひご支援をお願いいたします。
なんでも合理性やコストが先行する今の時代において、明治期の遊び心に富んだこういう建築というのは、先人たちの考え方に接することができる今時貴重な文化遺産です。
この料亭が作られた明治の時代は、今から比べると決して豊かではなかったと思います。
それでも、当時の人たちはこういうものを作って運営してきたのです。
鉄道もそうですね。
今からでは絶対に作ることができないものがたくさんあります。
私は高田という町に来て、そういうことを色々感じるようになりました。



こういうお部屋でこの百四十年の間、どんな密談があったのでしょうか?
明治、大正、昭和を肌で感じることができるから不思議です。
国登録有形文化財「百年料亭 宇喜世」の小座敷を修繕し140年の建物を守りたい!
▲クラウドファンディングのリンクですが、宇喜世さんの建物の写真がたくさん出てきますので、支援する、しないにかかわらず、一度訪問してみてください。
なんていうのかなあ。
こういうところで3密を避けておいしいものを少しだけいただく。
こういう優雅さはある意味で粋なのではないでしょうか。

この宇喜世さんの凄いところは、料亭といいながらも決して敷居が高くないということ。
百年料亭「宇喜世」
▲宇喜世さんのホームページ
D51や来春から走る新しい観光列車をお目当てにいらした鉄男くんたちにも、高田で途中下車して、ぜひランチをお楽しみいただきたいと思います。
宇喜世さんのクラウドファンディング。
ご興味がおありでしたら、ご協力をお願いいたします。
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