もどりつつある日常

6月に入りトキめき鉄道沿線に日常が戻って来ています。

朝7時50分、高田駅。
6両編成の電車同士がすれ違う時間が一番混雑する時。

といっても大都市圏から比べれば何分の一かの乗車率ではありますが、県庁所在地でもない田舎では、6両編成がすれ違う時間帯などと言うのはめったにあるものではありません。
一瞬ではありますが、こんなに混雑するのです。

でも、こういう光景が見られるようになって、ホッとします。
よかったなあって。

駅に活気が満ちてきていますから。

あとは、経営に対する考え方を変える必要があります。

今までは、効率最優先でした。

例えば、マスクの生産もそうですが中国の安い労働力を使えばマスクは安く生産できます。
だから日本で作らなくても良いんじゃないですか?
その方が儲かるし。
これが常識でしたね。

飛行機も限られた空間にできるだけたくさんの座席を詰め込む方が経営的には正しいとされてきました。
飲食店もそうですね。
狭い店内にたくさんの客席が、経営効率が良いと誰でも思ってきました。
それが経営の常識だったんですが、そういう効率最優先の考えで行くと、このぐらいの乗客数なら6両編成の電車を4両編成にした方が経営的には良い。
そうなりますね。

でも、どうやら考え方を変えなければならない。
それがアフターコロナということなのでしょう。

日中時間帯では2両編成でも充分ですが、朝の登校時間帯だけでもできるだけ長い編成の列車を走らせようと思います。

余裕があるということは大切なことですからね。

問題なのは経営に余裕がないということなのであります。

とりあえずトキ鉄の電車は窓が開きますのでどうぞ安心してご利用ください。

学校生徒の皆さん、一生懸命勉強して立派な大人になってください。