ひと月前の5月10日に 「マスクはパンツになりえるか。」 という記事を書きました。
あれからひと月が経過して、緊急事態宣言が解除されて2週間。
世の中が少しずつ動き出している気がします。
昨日ね、ちょっと外出する時にマスクするの忘れたんですよ。
はっ!と気がついて、コンビニによって、レジのお兄さんに小さな声で「すみません、マスクありますか?」
お兄さんはレジカウンターの下からそっと何種類かのマスクを出して「どれにしますか?」
その中から一つを選んで、サッとお会計を済ませて、店を出る前に袋から取り出してマスクを着けました。
電車に乗る時はマスクをしてください。
マスクをしていないと飛行機には乗れません。
お店に入る時もマスクをしてください。
人前ではマスクは必需品です。
マスクをしないでの外出は当然マナー違反。
アフターコロナはウィズコロナ。
洗って使える布マスク
使い捨ての紙マスク
どちらにしても今じゃマスクは絶対です。
うっかりマスクをしないで街を歩こうなら、道行く人たちに
「見て、あの人、マスクしてないわよ。常識ないのかしら?」
ちょっと息苦しいのでマスクを下げて鼻と口を出そうものなら、
「いやねえ、マスクずらして歩いてる。」
とまあ、そんな感じでしょうね。
だから人前ではマスクは外せません。
山の奥とか森の中とか、あるいは広い田んぼの真ん中など、誰もいないところなら別にマスクをしなくても構いません。
でも、人が来る気配を感じたら、すぐにマスクをしないとね。
マスクしていないところを知らない人に見られたら、何を言われるかわかりません。
その人がもし民間警察だったらとんでもないことになります。
「貴様、なぜマスクをしとらんのか!」とね。
でも、自分の家の中ならマスクをしなくても良いですよ。
家族なら、気が緩んでも大丈夫。
なぜならそれが家族ですから。
お風呂に入る時だってマスクは要らないですね。
お風呂ならマスクをしなくたって、「いやだあ、お父さん、なんでマスクしないの?」とは言われません。
これからの時代はそうなるのでしょう。
でもって、ここまで書いてはっ!と気がついた。
何に気がついたのかというと、上の文章に書いた「マスク」という言葉を「パンツ」に置き換えてみたら、すべて何の違和感もなく意味が通じる。
「マスクをする」を「パンツを穿く」に置き換えると見事にピッタリ。
これってすごくないですか?
わずかひと月ふた月で、世の中は「マスクイコールパンツ」になってしまったのです。
日本人がパンツを穿くようになったのは昭和6年の日本橋白木屋百貨店の火事以降だと言われていますから実はまだ90年。
50年ぐらい前までは漁師町などの田舎へ行くと、そこらへんでプラプラ出している子供や爺さんたちを見かけましたから、パンツを穿かないのも当たり前だった時代はそれほど昔ではありません。
だとすると、ここ数十年で日本人が全国津々浦々まで皆さんパンツを穿くようになったように、これからの時代は、電車に乗る時も、飛行機に乗る時も、お店に入る時も、人前に出る時も、家の中以外では皆さん当然のようにマスクをするようになる。
これがアフターコロナの新しいライフスタイルといえましょう。
ということは、あと10年20年して、マスクをしなかった時代を経験した人たちが少数派になり、物心ついた時からマスクが当たり前の時代に育った人たちがどんどん主流になってくるとしたら、そういう人たちは人前でマスクをしないなんて考えられなくなるでしょうね。
だとしたら、今のうちにやっておくことは何か?
私は、今のうちにマスクを外した女性の口元をしっかりと拝見させていただいて、記憶にとどめておこうと思います。
そのうちマスク美人ばかりになりますから。
あと20年もしたら、「微笑んだ時の口元が素敵ですね。」とか、「ルージュがお似合いですよ。」なんて言おうものなら「何処見てんのよ! この変態オヤジ!」と言われるようになりますから、皆さん、今のうちだと思いますよ。
そう考えたら、アフターコロナが毎日楽しく過ごせますから。(笑)
きっとね。
お友達になった記念に顔写真なんか撮らせてもらったりして。(爆)
ということで、マスクはいくつあってもよろしいですから。
勝負用に、トキ鉄マスクを買いましょう!
マスクの下にどんな素顔が隠されているか。
ミステリアスな紳士淑女の皆様方には必携でございます。
新潟県知事も御愛用です。
ついでにカレーもご注文ください。
「カレー食べるんだからしょうがないだろう。」
と、人前でも堂々とマスクを外す理由ができますよ。
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