こういう世界

例えばこの車両。
運転室のすぐ後ろにルーバーがついている機関室。

なんだろうね、これ。

今だったらここに発電機でも取り付けて、そこで作った電気でモーターをまわせばプッシュプルできそう。
6両編成だとして、中間4両はトレーラー。

そう考えたら6億円ぐらいあればできそうですね。
車体図面は残っているだろうし。

結構ハードル低いんじゃないかなあ。

6両定員で200名。

稼働率50%で100名。

お一人様2万円をいただく観光列車で1日1往復、400万円。

年間120日稼働で4億8千万円。

6億円かけて新車を作って年間4億8千万円だったらビジネスになるんじゃないかなあ。

もちろん経費はかかるけど、20%利益が出るとして年間9600万円。
6億の投資で9600万円だとしたら、利回りとしては不動産投資よりもはるかに良い。

年間120日の稼働で50%の乗車率ですからリスクはかなり低い計算だし、軌道に乗ったら週6日の運転でも良いから、リターンはもっとです。

特急料金と鉄道運賃収入だけなら魅力はないけれど、付帯ビジネスでトータルに考えたら看板商品としてはビジネスモデル化できるのではないでしょうか。
もちろん、営業がきちんとできての話ですが。
そしてその部分が鉄道会社が一番苦手なところ。

だったら鉄道会社がやらなければ良いのです。
鉄道会社がやるからうまく行くものもうまく行かなくなるんですから。

乗車人員分の区間運賃払うから、運転士だけ出してください。

これでいかがでしょうか?

本州の最西端で、皆でお酒を飲みながら、今宵はこんなことを考えているのであります。

例えばこのシーンを実現するためには最低でも4両必要ですが、逆に考えると4両あればできるんですよね。

物事はポジティブに考えましょう。

明日は煙分補給の日です。

皆さんよろしくお願いいたします。