むかし考えていたこと

考えてみたら私がブログを初めてかれこれ10年になります。

日記だっていつも3日坊主だった私が、よくもまあ10年間もブログを書いているなあと自分でも感心しますが、当初は特に意識していたわけではありませんでしたが、結果として「SNSの時代」の先駆けを行っていたことに気がつきます。

インターネット、SNSというのは使ってナンボのものです。
情報発信の重要性をいくら頭でわかっていても、あるいは「SNSは大事です。」と言っていても、自分で何も情報を発信しなければ他力本願以前の問題で、振り向いてももらえません。

情報発信したからと言って、振り向いてもらえるわけでもありませんよ。
でも、発信しなければ届きませんからね。

おかげさまで今、私のブログを読んでくれている皆様方は1ケ月に60万人から80万人。
書いたニュースは平均でひと月150万アクセスほどになりましたが、これも長年の積み重ねの上にあると考えています。

SNSというのは、そういう日々の積み重ねが大事でありますから、地球の反対側へ行っても、飽きもせずに毎日毎日書いているのであります。

でも、いくら書いても、いくら発信しても、興味のない方は読んでもらえません。
ネットの世界では「スルー」と言います。
書けば届くというものではありませんが、書かなければ届きません。

毎日毎日情報発信してきたことで、まあ、今日があるのではないでしょうか。

思い越せば、大物政治家のISBさんが、いすみ鉄道を振り向いてくれたのもこのブログがきっかけです。

その時のブログを引っ張り出してみましたので、ご興味のある方はどうぞご一読ください。

乗らなくてもよいです、の理由、その1
▲2011年8月17日のブログ

その1~その3の3回シリーズになっています。
今から8年前の私の考えです。
よろしければご一読ください。
(ブログを引越しした際に改行等が消えちゃってますので、ちょっと読みづらいかもしれませんがご了承ください。)

そんなつもりじゃなかったんですけど、この「声」がISBさんに届いて、「面白い考えの奴がいるなあ。」といすみ鉄道に注目していただけるようになったきっかけです。

こうして時々振り返ってみるのも面白いですね。

私の考え方は今もまったく変わりありません。

鉄道はインフラです。インフラとは生活のツールですから、自分たちの生活をよくするためにどうやってインフラを上手に使っていくか、それが求められています。

ただ、時代が変われば使い方も変わる。

そこのところが、考え方を変えなければならないところなのだと思います。


2011年夏。震災ムードで落ち込んだ日本を元気にするために走り始めたキハ52。