明日4月25日は福知山線事故から14年

昨日は疲れがたまっていたのか、早めに寝てしまいましてブログを書くことがでいませんでした。

明日4月25日は福知山線脱線事故の大惨事から14年を迎えます。
事故がだんだんと風化していくことが懸念されますが、やはり忘れてはいけないことです。
まして昨今の観光列車ブーム、ローカル鉄道ブームは、安全な運行の上に成り立っていることですから。

ということでYAHOOニュースを書いてみました。

まもなく福知山線事故から14年。過去の事故の歴史から鉄道の安全性を考えてみました。

過去の鉄道事故を振り返ってみたときに、1960年以降鉄道事故で何と700名もの尊い命が失われています。
その亡くなられた先人たちの犠牲の上に、ATSや踏切保安装置などの整備が行われ、安全性が改善されてきています。
2005年の福知山線事故と羽越本線「いなほ」事故以降、乗客が死亡する列車事故は発生していないことも事実です。(踏切事故やホームでの人身事故などは除く)
これは、JR西日本とJR東日本が、事故の反省から安全対策に真剣に取り組んできている証拠だと私は考えます。

鉄道の安全は決して偶然ではありません。
人間の欠陥をシステムがカバーする。
この繰り返しです。
システムの欠陥を人間がカバーすることは認められません。
それがわかっているのであれば、未然に防ぐ努力が求められます。

死亡事故こそ発生していませんが、ヒヤリハットの小さな事故はたくさん発生していますから、それらを教訓として大事故を未然に防ぐ努力は怠ってはなりません。

大きな事故を知らない若い利用者の皆様方にも考えていただきたいと思います。