JRの計画運休はいつごろから始まったのか。

今日はYAHOOニュースを書きました。

JR北海道でまた計画運休? JRの計画運休はいつごろから始まったのか。

計画運休などということを言い始めたのがここ4年ほどですから、ことの発端は信越本線の列車立往生からと思います。

輸送の責任をどこまで持つかという点では議論は分かれるとは思いますが、大雪の中での立往生などはお客様の命にかかわることですし、救出が必要になった場合には職員を危険にさらすことになります。
自動車の場合は道路管理者が国や県や市になりますが、線路の場合は管理者が鉄道会社ですから、管理できない状況が予測される場合には「列車を止める」という判断にならざるを得ません。

「根性がない。」とか「輸送の使命を果たしていない」と言われても、たくさん余剰人員がいて、あちらこちらから助勤に来てもらえていた国鉄時代と今とでは会社の規模も環境も違いますから、やるべきじゃないんですよね。

先に進めなくなって一晩列車の中で過ごすなんてことは、もう時代遅れなのかもしれません。

もっとも、寝台車と食堂車が付いている編成であれば、10時間20時間遅れても皆さん文句も言わず、乗っていることはできるんでしょうけどね。
あっ、それはトワイライトの末期でしたね。

半野さん、写真ご提供ありがとうございました。