KYB株式会社。
名前を聞いたことがないような会社が不祥事を起こしたようですね。
会社の名前は聞いたことはないけど、作っているものは誰でも知っている大切なもの。
ビルの基礎の使うものなら、ビルが出来上がってしまったら取り返しがつかないような気がしますが、そういう製品を作っている会社がデータ改ざんなどするんですね。
企業理念とか、企業倫理とかを考えると呆れて開いた口がふさがりません。
自分たちは企業活動を通じて何のための仕事をしているのか。
何のために製品を作り出しているのか。
そういう根幹の部分がないのでしょうか。
日本人はそういうことがわかっていない人が多いから、意外と簡単にデータ改ざんなんかやっちゃうんでしょうね。
そして、まずいと思ったら、すぐに公開して謝っちゃう。
それが正直だと思っているかのようにね。
正直というのは、バレたら素直に謝るのではなくて、最初からそういうことをやらないことなんですけどね。
こういうことって、もしかしたらもっと身近なところにあるかもしれませんね。
データだけじゃなくて、検査した日付をごまかして期日までにやったことにしてあったり、お金を払ったことにしてあったり、または払ったのに払ってないことにしてあったり。
バレなければ何でもよいということではなくて、おそらくそれ以前に罪悪感もなければ犯罪という認識もないのでしょう。
医学部入試の点数操作なんてのは、やった人たちは当然と思っているような感じですしね。
困ったもんですよ。
企業理念がしっかりしていれば、こういうことは起きないのでしょうけど。
企業理念。
自分たちは何のために仕事をしているのか。
仕事を通じていかにして社会貢献をするのか。
自分たちの提供する製品や商品が、どのように社会に貢献しているのか。
与えられた仕事だから、何も考えず上の言うとおりにやっていればそれで良い。
まずいことが発生したら、とにかくばれないようにする。
そういう組織や人には考えてもらわなければならないと思います。
本当はそういうことが働き方改革なのではないでしょうか。
最近のコメント