昨日今日と、鹿児島県の指宿枕崎線を訪ねて来ました。

場所はここです。
薩摩半島の先端、開聞岳のふもとの南九州市です。
九州の南で、沿線地域を活性化しようと頑張っていらっしゃる「NPO法人 頴娃(えい)おこそ会」の皆様方主催の地域の会合にお呼びいただきまして、いすみ鉄道でどのようなことをやってきたのかをお話しさせていただきました。

実は、この会合を主催されたNPOの方は2年前に東京から南九州市に移住されていらした葛岡さんという40代の青年で、その会合に、地元の人はもとより、鹿児島県の地域振興局の局長さんや鹿児島県庁の職員の方、地元の市役所の方、副市長さん、指宿観光協会の協会長さん、副会長さんといった地元のメンバーの方々、さらにJR九州の職員の方までたくさんの方々が顔をそろえていたのには驚きました。
わずか2年前に移住して来られた若者が、すっかり地域に溶け込んで、地元行政や観光協会、そして県庁まで巻き込んでいるんです。
千葉県ではまず考えられないことですね。
やはり九州はすごいなあと思いました。
なにしろ明治維新をやったところですからね。
皆さんの顔がせごどんに見えました。

昨日の会合の様子を南日本新聞さんが早速記事にしていただきました。
昨日の夜7時過ぎにインタビューを受けて、今朝の朝刊に載っているんですから、地元の新聞社も熱が入っていますね。
指宿枕崎線というのは、それだけ大切な存在なんだということがわかります。

昨日、水成川の駅で私のことを迎えてくれた皆さんです。(再掲)
一番右が葛岡さん。大阪出身で、東京に20年住んで、板橋区の新河岸から2年前にIターンされた方です。
当然、地域は車社会なんですが、その上で、どうやって指宿枕崎線(枕崎ー指宿間)を活性化させようかを考えたいということで、いすみ鉄道のやり方が参考になるということでした。
皆様、ありがとうございました。
頑張ってくださいね。
お力になれることがございましたらお手伝いさせていただきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
鹿児島の葛岡です。先日ははるばる頴娃町までお越し頂きまして、ありがとうございました!!
また、お褒めのお言葉誠にありがとうございます。励みになります。
短期間にも関わらず、このような人たちとの関わりが出来たのは、2点考えられます。
ひとつは、頴娃おこそ会が以前より、観光関係で公園整備や空き家再生などの分野で諸先輩方が実績を上げてこられました。まだ入って間もない私は、その実績の上でいろいろご教示やご助力を頂きつつ、講演会開催にこぎつけたと思います。
もうひとつは、鹿児島県だけではないのかもしれませんが、地方で人口が少ない為か、人と人のつながりが狭く、初対面の人と挨拶をしても、「○○さんの知り合いですよね」といった感じで、いきなりフレンドリーに話が出来る局面が多いです。
それらに助けられて、講演会は実施出来ました、今度は皆さんで、地域を更に盛り上げて、また、その中で微力ですがお手伝い出来ればと思います。
今回は、ありがとうございました。また、開聞岳が見たくなりましたら、いつでもお越しください。