昨日は出張で長野県にお邪魔し、今朝は長野で目が覚めました。
新幹線でただ帰ってくるだけではもったいないので、しなの鉄道に乗って国鉄形の車両を満喫して、軽井沢で途中下車して見ました。
観光の仕事をしている人間にとって、軽井沢というところは最強のブランドですから、やはりときどきは街を歩いていろいろ勉強させていただかなければなりません。
長野県というところは昔からブランドイメージを作り出すのが上手で、田舎は田舎なんですが、都会人にとってはあこがれの対象の田舎なんですね。
例えばキャベツ。長野県のキャベツは昭和の時代から「高原野菜」というブランドがありますから、それだけで付加価値がついているわけで、そういうところが長野県の上手なところなんだと私は感じています。

しなの鉄道の赤い電車。

とても良いお天気で浅間山もくっきり。
空気が澄んでいる長野県。手が届きそうです。

軽井沢に到着。古い機関車がお出迎え。

乗ってきたのはコカコーラ電車でした。

軽井沢駅で降りた私は旧軽井沢まで往復約4㎞をのんびりと歩いてみました。
湿度が低くてとても快適でした。

ほぼ平坦な道、皆さんレンタサイクルの方も多かったです。




どこを見てもあか抜けていますねえ。
さすが軽井沢です。

この先が万平ホテル。
出張帰りのおっさんがスーツで歩くところではありませんね。


旧軽の交差点で見つけた表示。
ライオンズではないようです。

やっぱりそうでしたか。(笑)

牛はどこでも人気です。

人力車だって走ります。

このような健脚壮年組バスツアーのお客様が多いのですが、こういう人たちを除くと日本人は半分以下。
白人も多い場所でしたが、やはり中国系でしょうか。ファミリーでたくさんいらしてました。

駐車料金は都会並ですね。
看板や表示が茶色で景観を壊さないようにしているのが軽井沢の特徴です。

瓶の牛乳の販売機を見つけました。

お昼ご飯はこれをいただきました。
おいしかったですよ。
ヨーロッパでよく見かけるソーセージの盛り合わせ。
1200円。(ドリンクは別)
仕事の途中なのでビールは飲みませんでしたが、結構おなか一杯になりました。
観光地物価を考えればリーズナブルですね。
お勧めです。

このお店です。
私がなぜこのお店に入ったかというと、実は最初は入る気なかったんです。
でも、軽井沢駅から旧軽井沢まで歩く間にこの同じお店が4店舗ぐらいあるんです。
歩いていると、またあった。あっ、またあった、って感じです。
他においろいろおいしそうなお店があるんですが、だんだんと気になりだし始めまして、帰り道、駅の近くにあったこのお店に入ったんです。
不思議ですよね。観光客の心理。
いすみ鉄道でもそうなんです。
最初に大原駅で売店を見るでしょ。でも買いませんよね。
列車に乗って、国吉駅や大多喜駅で途中下車すると、また売店がある。
「ふ~ん」と思いながら、列車に乗って大原駅に到着すると、最初に見た売店がある。
そこで、「よし、買っていこう。」という購買心理になるわけです。
さて、以前にもお話ししたかもしれませんが、時々私の周りで不思議な現象が起きるんです。
うちのカミさんは何度も経験していますが、ガラガラのお店に私が入ると、しばらくしてお店が満席になる現象。
今日も起きました。
私が入った時には誰もいなかったんですが、その後3組12人ぐらいがドドっと入ってきて大賑わいになりました。
お店の方は良かったですね。

さて、本日私が一番感動したのがこれ。
秀逸だと思いませんか?
道路のところどころにこうやってベンチが置いてあるんですが、きちんと日陰になっているんです。
このデザイン感覚。超一流の軽井沢のおもてなしだと思います。

向こう側のベンチも

こちらでも。
いやあ、軽井沢ってさすがです。
わずか2時間ほどの軽井沢散歩でしたが、いろいろ勉強させていただきました。
ありがとうございました。
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