昨日のイベントから一夜が明けて、沿線は今日は静かな一日でした。
と言いたいところなんですが、実は全然そんなことはなくて、朝9時から大原駅はこんな大行列でした。
9:10発の急行1号の乗車待ちの列です。
朝9時に大原駅に来るということは、皆さん相当早くお家を出られていらっしゃると思いますが、ということは、なんとなくではなくて、しっかりと目標を持っていすみ鉄道に来られているということですね。
ありがたいことです。
そういう早起きの皆様方にサービスというわけではありませんが、朝の9時の大原駅の光景です。
これはまさしく昭和50年、と言っても過言ではありませんね。
皆さん乗車前にしきりにシャッターを切られていました。
キハの車内には子供の日にちなんでこんな飾りが。
アテンダントさんたちの心遣いです。
こちらは国吉駅。午前中から昨日の続きのミニライブです。
暑い男、宍戸一賀さん。
まあ、夏向けの男ではありませんが、今の時期なら結構パワーをもらえます。
宍戸さんは、上尾でライブバーをやっているプロのミュージシャン。
ご本人のサイトがありますので こちら をご訪問ください。
こちらは今日も元気な駅弁売りのおじさんたち。
上りホームと下りホームを行ったり来たりしながら、お弁当を販売中です。
つまり、国吉駅のホームはこのように賑わっているわけであります。
何しろ9年前に私が就任した時には、お店を出しても人っ子一人いないシーンとした駅でしたからね。
賑やかになるのは良いことです。
列車の中でのお父さんと娘さんの会話。
「国吉駅に来てよかったね。」
「ミニライブが見られるなんて。」
親子の素敵な思い出ですね。
大原駅に戻ると、11:48発の急行3号もこの行列です。
こちらも小さな子供を連れた若いお父さんとお母さんの姿がたくさん見られました。
親子の思い出づくり。それがいすみ鉄道です。
友人でライターの 池口英司さん が昨日いすみ鉄道を訪ねてくれて、こんなコメントを残してくれています。
「いすみ鉄道は、今、とにかく、人が乗っています。私が昨日見た乗客の多くは、沿線マップを手にして、とてもハイになっていました。これから、街歩き、里山歩きをするというところだったのでしょうね。似たような環境の路線は、八高線の非電化区間であるとか、真岡鉄道とか、東京からより近い所にいくらでもある。けれども、多くの人がいすみ鉄道に足を向けることになった理由は、やはりこの鉄道が、飽かず情報発信を続けたからなのだと思います。」
お仕事で全国の鉄道を訪問されていらっしゃる池口さんから、こういう言葉をいただくとうれしいですね。
きちんと評価していただいて、本当にありがたいです。
ところが、霞を食って生きているわけにはいかないというのもビジネスの世界でありますので、まことに勝手ながらいすみ鉄道は明日5月1日より、1日フリー乗車券の価格を改定させていただきます。
明日からは平日と土休日とでお値段が変わります。
平日料金 1200円(こども600円)
土休日料金 1500円(こども750円)
※土休日料金は急行列車の自由席もご利用いただけます。
詳しくはいすみ鉄道のサイトにてご確認ください。 (←ここをクリック)
皆様、どうかひとつ、よろしくお願い申し上げます。
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