婚活列車テレビ放映。

先日から告知させていただいておりました「婚活列車」のテレビ番組ですが、本日無事に放映されました。

 

放映後ですから申し上げられるのですが、実はこの番組は全くヤラセではないんです。

 

いすみ鉄道をよく知っているテレビディレクターに、「うちの運転士たちのお嫁さんを探す婚活列車をやりたいと考えているんですよ。」と、私が漠然とプランしていたことを話したのが始まりです。

番組では編集で武石運転士だけが中心で出ていましたが、他の人たちも皆さん完全密着取材でした。

交通機関に勤務している方が対象。ということで企画しましたので、いすみ鉄道の運転士だけではなく、私鉄電車の運転士さんや、駅員さん、路線バスの運転士さんなど、各方面からご参加いただきました。

ちなみに、うちの独身運転士で可能性がある人には公平に全員声かけましたよ。

もちろんいま彼女がいる人や、女性に興味ない人、勇気のない人、責任取りたくない人、休日手当をくれなければヤダという人など、いろいろいますからね。

勇気を持って参加してくれたのは3名だけだった、というのが実情です。

 

女性陣は、以前からお付き合いいただいている「シングルマザー支援協会」にご相談させていただき、頑張っているシングルマザーの方にご応募いただきました。

 

いすみ鉄道では婚活は初めての経験でしたが、シングルマザー支援協会の職員の方はそのノウハウがありましたので、いろいろご相談をして、プランを練っていただきました。

そして当日、初対面で、本当に婚活列車がスタートしたのです。

 

当日は全くのぶっつけ本番で、台本などもありませんし、本人たちは一生懸命。

 

それが番組の裏側です。

 

惜しむらくは、佐渡さんも、渡辺さんも、他の3名の男性も、もう少しクローズアップしていただきたかったなあと思いますが、編集という作業が入ると、あのようになってしまうのは、ガイアでもカンブリアでも同じです。

 

ということで、なんだかサプライズの結果になりましたが、実はサプライズなのは後日談なのであります。

 

まあ、またご報告できる状況になりましたらお知らせさせていただきたいと思いますが、はてさて、どうなることか。

こればかりは私のことではありませんから、あとは野となれ山となれ。

 

ご本人たちにがんばっていただきましょう。

 

おせっかいおじいさんと言われないように。

 

ひとつだけ言えるとすれば、婚活は全国どこでも盛んにやっていることですが、鉄道会社がやればすぐにTVが来て、全国区になるということですよ。

お金に換算したらいくらになるか。それがローカル線の地域貢献なのです。

 

本日ご覧いただきました皆様、ありがとうございました。