いすみ鉄道には本日こんなお客様がいらっしゃいました。
東洋大学経営学部の土井先生のゼミの皆さんです。
いすみ鉄道を彼らの目で観察し、どのようなビジネスチャンスがあるかを探ってレポートにまとめてくれました。
このところ何度かいらしていただいて、様々な可能性を探っていただきましたが、いやあ、実に的確なご指摘で興味深いレポートをいただきました。
中には実際にいすみ鉄道で私がやろうとしていることなども書かれていたりして、さすがですねえ。
ありがとうございました。
次のお客様はこの方々。
ムーミンのふるさと、フィンランドからの皆様です。
フィンランドのセイナヨキという所にあるSeAMKという大学の皆様方です。
彼らの研究は日本語で言うと「文化経済学」とでもいうのでしょうか。
千葉大学の皆様方といっしょにいすみ市を訪問されて、あちらこちらを見学されている中で、いすみ鉄道が地域に果たす役割や、いすみ鉄道がどのように地域に貢献しているかということに興味を持っていただいて、いすみ市役所の会議室の中で私がいすみ鉄道の取り組みをお話させていただきました。
久しぶりの英語で1時間も話をしましたので、ぐったりと疲れました。
彼らは今夜、地元の民宿に泊まるとのこと。
「畳の部屋で布団で眠れるね。」と言ったら、「やったー!」って大喜びしていました。
受け入れ側のいすみ市の皆さん方も、細かいところ配慮してますよね。
私なら、民宿になど泊まりたくもありませんが、外人の気持ちとしては、座敷に座ってご飯を食べて、畳の部屋で布団で寝るって、素敵なことなんだと思います。
私が面白いなあと思ったのは、東洋大学の皆さんも、フィンランドの皆さんも、いすみ鉄道を「ビジネス」として見ていること。
鉄道会社が単体で赤字だ黒字だということではなくて、その鉄道があることによって、地域がどういうビジネスをデザインできて、どうやってトータルで地域全体に利益をもたらすことができるか。
いよいよ、世の中、そういう時代になってきたんですね。
そう考えると、石破さんがおっしゃられた、「いすみ鉄道は地域の宝です。」という意味がお分かりいただけると思いますが、いかがでしょうか。
本日お越しいただきました皆様。どうもありがとうございました。
▲9月3日のフォーラムにて。
「いすみ鉄道は地域の宝物です。」とおっしゃっていただきました。
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