昨日の大臣列車に続き、本日は新米列車。
いすみ鉄道沿線の新米で作ったかっつあん特製の「おにぎり弁当」を列車の中で販売する毎年恒例の企画ですが、実はこの新米列車は運転する運転士さんも新米なんです。
昨年4月に入社した出納(すいとう)運転士。
今年の夏前に見事運転士の国家試験に合格。ただいま教官と一緒に慣熟訓練を受けています。
免許を取っただけでは列車に乗務させることはできませんので、教官がつきっきりで乗務指導に当たっています。
個人差もありますが、約半年間OJTが必要ですから、独り立ちするのは早くて年明けでしょうか。
まもなく50歳になるおじさんが毎日頑張っている姿は、見ていて元気をもらえます。
本日は、出納夫人にもご同行いただきました。
刈り入れが終わった田んぼを走る新米列車と、国吉ですれ違ったキハ。
本日は昨日の名残ではありませんが、キハ52の方に「砂丘」。キハ28の方は「浜風」で走りました。
そういえば今日9月4日はフランスが共和国宣言をした日ですが、もう一つ重要なのは、ひと夏有効だったいすみ鉄道のうちわ型急行券が利用できる最終日。1500円で購入したうちわ型急行券が今日までご利用いただけたのです。
で、ご覧ください。昨日までに25回乗車され、本日の朝の急行1号が26回目のご乗車となる「猛者」がいらっしゃいました。
その「猛者」とは大多喜高校の鈴木先生です。
何か御用があるわけでもないでしょうに(失礼)夏休み期間中、これだけいすみ鉄道のキハにご乗車いただきました。
地元の高校の先生がこうして一生懸命いすみ鉄道を応援してくれているという事実。
ありがたい応援者です。
先生、この夏もたくさんご乗車いただきましてありがとうございました。
ふと、目を漁港に転じれば、こちらはこちらで大賑わい。
港の朝市です。
いけすの伊勢海老が足りなくなって急きょ追加したといううれしい悲鳴も聞こえてきました。
特別にお祭りイベントをやらなくても、いすみ鉄道沿線はたくさんの人が集まる地域になってきましたね。
「ローカル線が走っている地域は、地方創生ではとても有利な地域です。」
昨日石破さんがそうおっしゃっていましたが、昨日の講演で石破さんがお話された内容は、いつも私が申し上げていることそのままだったことにお気づきになられましたでしょうか?
その理由は、石破さんは3年間ほど地方創生担当大臣をされましたが、私は8年目ですからね。
結論から申し上げまして、石破さんは以前からいすみ鉄道にご注目いただいていて、私のやっていることをいつも見ていてくださり、ブログも読んでいてくださっているのです。
つまり、大臣がいすみ鉄道のやり方をパクったということなのでありますが、日本全国の模範にしていただいているわけですから、これはいすみ鉄道沿線地域としてもありがたいことだと私は考えております。
本日もお越しいただきましてありがとうございました。
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