嵐や地震などの自然災害でローカル線が命取りになることは昨今よくある話です。
だから台風が来ると私は気が気じゃありません。
そんな中、いすみ鉄道は倒木を処理するだけで本日午後には運転再開することができました。
ホッと胸をなでおろして、私は運転再開の試運転列車に乗って沿線の状況を見て回りました。
すると、カメラを構えて撮影されている人影を発見。
よく見ると、上総中野の渡辺新悟さんです。

上総中川-国吉間の倒木で一晩国吉駅に留置された350形。
風が強くなって運転休止したのが午後1時。倒木があったのが午後3時過ぎ。
規定を順守して列車を止めるのがいかに大切か。
鉄道は雨や風と闘う必要はありません。
嵐が来たら、過ぎ去るまで待つのみです。

運転再開後線路点検しながら上総中野へ向かう試運転列車。
渡辺新悟さんが祠の脇でカメラを構えていました。助士席側には私が乗っています。

折り返しの18Dから営業運転開始。
花の影から渡辺さんがシャッターを切る。

第2五之町踏切を走る列車。
国吉に泊まった車両が大多喜へ向かいます。行先表示の「回送」はめったに見られません。

こちらは昨日。
台風が接近する午前中のいすみ鉄道。
毎日毎日いすみ鉄道を記録してくれている渡辺新悟さん。
「雨にも負けず、風にも負けず」は、渡辺さんのことですね。
こういう写真も会社としては貴重な記録です。
昨日も今日も、ありがとうございました。
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