本日のイベント

今朝は6時に自宅を出ました。
本日の行程です。
自宅→宗吾参道→上野→○○(かつての折り返し駅)→××(途中退避駅)→東成田→成田→成田空港→宗吾参道→山武成東→市原鶴舞→大多喜→市原→四街道→自宅
そして19:30に帰宅しました。
よくまあ一日でこんなに動いたもんだ。

▲午前6時55分 車庫から出てきたスカイライナーAE100形さよなら列車。

▲千住大橋
ありがとうAE100形のヘッドマークを付けた回送列車。


▲上野からツアー参加の団体のお客様を乗せて東成田駅に到着したさよなら列車。
この東成田駅はかつての成田空港駅。
そう、思い起こせばかれこれン10年前、私が小岩から毎日通勤していた懐かしの駅です。
久しぶりに降り立ちました。
ファンにかこまれてスカイライナーもご機嫌の様子。
終点に到着しても運転士さんは「消さないでおきますよ。」と10分以上ヘッドライトを点灯したまま。
どうして?
そりゃあ、写真を撮るファンの人たちはヘッドライトが点いているのを望むからです。
こういうファンサービスにきちんと気を配れるのは、ファンの気持ちがわかる運転士さんだからですね。
今日は記録撮影のために便乗させていただきましたが、京成電鉄の職員の方々も皆さん楽しそうにお仕事をされていましたし、ファンがひしめき合っても罵声が飛ぶようなことはありませんでした。
途中の通過駅を含め、各駅にあらかじめ職員はもちろん、臨時の警備員を配置して、安全対応を徹底していましたが、私の目から見ると、ものすごいコストをかけていますから、さよなら列車のツアーが満席だったとしても、その手間を考えるとそれほど利益は出ないんじゃないかと思います。
でも、小さな子供たちやおじいちゃんおばあちゃんたちまでが、皆さん沿線で見送っているんです。
小さな子供が「ありがとう」と書いた紙を両手で持って最後のスカイライナーを見送っている。
ちょうど列車が黄色の信号でスピードを落として徐行して通り過ぎたので、その子はとてもうれしそうでした。
車内から京成の職員の人たちが、沿線いたるところでのそういう光景を目にして、「やっぱりやってよかった。」と言っていましたが、昨夜の豪雨でとても気をもまれていたのでしょうね。鉄道というのはみんなの夢を乗せて走っているんです。だから、鉄道会社はそれにこたえる必要があるんですよね。
そして、AE100形の雄姿を、小さな子供たちが目に焼き付けていつまでも覚えているわけで、そういう子どもたちが、「僕は大人になったら京成電車の運転士になろう。」と思ってくれたとしたら、こんなに素晴らしいことはないんじゃないかと思います。
いつも申し上げていますが私は京成電車の大ファンです。
それは、京成電車が長い歴史の中で何度も困難に見舞われ、それを克服してきた歴史がある会社で、その経緯を私自身が子どものころから目の当たりにしてきたからです。
だから、いつも京成電車をひいき目で見てしまうのですが、やっぱり、この会社には電車が好きで、自分の会社が好きで、仕事に誇りを持っている人たちがたくさん働いているんだと思います。
じゃなければ、スカイライナーを○○で折り返して、××で折り返してなどという臨時列車を走らせるわけないですから。
「そんな余計なことやってどうするの?」と上の人間がひとこと言ったら実現しないのが当たり前の鉄道業界にあって、それが実現したのですから、やっぱり、凄いと思いますよ。
今回のスカイライナーさよなら運転に便乗させていただいて、京成電鉄という会社が全員野球で仕事に臨んでいるということが良くわかりました。
いやあ、それにしても興味深かったのは、私が「今、スカイライナーのさよなら列車に便乗しています。」とFacebookで発進したら、
「沿線で撮影しています。」とか、
「乗車しています。」とか、中には
「8号車の山側に座ってますよね。千住大橋のカーブで見かけました。」とか言う人もいて、面白かったです。
京成電鉄の皆様、沿線や車内でご一緒した皆様、本日はありがとうございました。
なお、本日撮影した前面展望映像は、京成社内の記録用として撮影したものですので、販売する予定はございません。どうぞご了承ください。
来週28日にもこのさよなら列車は走りますが、一部コースや時刻は今日とは異なるようですのでご注意ください。

▲本日のためにパッケージまで用意された特製弁当です。
※本日の行程をご覧いただければお分かりいただけますように、私は正午に宗吾参道を出て、午後から大多喜でちゃんと仕事をしました。1日遊んでいたわけではございませんのでお間違えのないようにお願いいたします。

▲はい、これが本日午後の大多喜の山の中。
杉が真っ赤。
いよいよ始まりました。
おいねえです。
はい、ということで、今日も行ってみよう!
ぐんぐん京成