本日は財務省へ行きました。

本日は財務省へ行きました。
といってもお金の相談ではありません。


出かけたのは市ヶ谷にある財務総合政策研究所の研修センターです。
ここでは財務省の幹部職員の方々の研修が行われていて、私は講師として呼ばれたのです。
実は、この場所に来るのは初めてではなくて今回が2回目。2年ほど前に50代の部長級幹部職員の方々の研修に講師として呼ばれたのですが、今回は30代の将来幹部になる係長級の職員の皆様方の研修講師です。
私が何を教えるかって?
そうなんですよ、そんな国の幹部になる皆様方に何を教えたらよいのか、全く見当がつかなかったんですが、事前打ち合わせの時の研修担当の係長さんからは、「何か面白い話をしてください。」というご用命だったんです。
「そんなテーマで良いのですか?」と申し上げましたところ、その研修を担当する企画の係長さんは、
「社長さんのブログを全部読んでいます。そのなかで『自己流ビジネス論』とか『鉄分補給』などに書かれていることは、とても心がほぐれて、元気になるので研修生のためになると思います。」とおっしゃっていただきましたので、そこまでご理解いただいているのであれば、喜んでお引き受けしましょうということでノコノコと出向いて行った次第です。

そして1時間半の講義が終わってくつろいでいる研修生の皆さま方をパチリと1枚撮影させていただいたのがこの写真です。
講義の後に研修部長さんとお話をさせていただきましたが、
「いすみ鉄道で社長さんが取り組んでいることは全部知っています。今、小湊鉄道との横断切符やってるでしょう。ああいうのは良いですよね。今までのやり方じゃだめだっていうのは私たちも気づいていて、何とかしなければならないと考えていますから、社長さんにいらしていただいて、将来の幹部候補生たちにお話を聞かせたかったんです。勉強ができるだけの人間は要らないんです。そういう人は学生時代に記憶する方法が他の人より長けていただけで、それで東大に入っただけのこと。そういう人間じゃなくて、もっと柔軟に対応できる教養を持った人を育てないとという危機意識が、私たちにはあるんですよ。」
とおっしゃっていただきました。
「今日、ここへきて講師をやっていただいたことをぜひ宣伝に使ってください。私たちも研修資料に今日のお話を文字に起こして掲載させていただきます。」とうれしいお言葉をいただきましたのでこうしてブログに書かせていただいているのですが・・・
ていうか、国の機関の記録に残るってやばくネ?
まあ、もうお話ししちゃった後ですから、あとはどうにでもなれの心境でございます。
講義後の写真で、まじめな研修生の皆様方の表情がほぐれているのがお分かりいただけると思いますが、それがせめてもの救いでございました。
研修所、研修生の皆様方、本日はありがとうございました。
一緒に頑張ってこの国を良くしていきましょう。