今日はこんな方々がお見えになりました。

今日もなんだかあわただしい一日でしたが、楽しいお客様がいらっしゃいました。

▲茂原南中学校の2年生3人が職業体験にやってきました。
写真は吉井さんからいろいろ車両の構造を教わっているところです。
「何線が好き?」って聞いたら、
「東金線」「総武線」「外房線」と答えてくれました。
中学生だったらもう少し大きなスケールで話してもらいたいなあと思ったんですが、最近の子供たちは地に足がついているというか、堅実というか。
40年前の中学生だったら、
「新幹線・室蘭本線・山陰本線」だよね。
でも、いすみ鉄道に来てくれてありがとう。
キハも走っていたし、良かったですね。


▲古谷彰浩さん撮影の本日の列車。
500番台の普通列車はキハ52・28の2両編成で走りました。
キハ52に「いすみ」ってヘッドマークが付いていますが、今日は1両は貸切列車として運転しました。
ヘッドマークはお客様のご依頼によるものです。
基本的にはヘッドマークは貸切列車にご依頼で取り付けることができますが、走行中の列車に自家製ヘッドマークを付けることはできませんので、制作料金をいただいてこちらでご用意させていただきます。
で、わざわざ3万円も払ってヘッドマークを作ってまで貸切をしていただいた皆さんはどういう方かというと、


某大手鉄道会社の乗務員の皆様方です。
自分たちのグループでバスをチャーターしてやってきて、暗くなるまでいすみ鉄道を満喫していただきました。
毎日電車に乗務していて、休日はいすみ鉄道に乗りに来るんですから、筋金入りですよね。
今日はちょうどテレビの旅番組の撮影が入っていて、そのカメラの前でキハ28に頬ずりしていましたので、カメラマンさんもびっくりというか、「良いですよね、こういう光景は。」と感激していました。
会社名は言わないでおきましょう。テレビに出ちゃうから。



▲貸切列車で一往復した後は国吉駅へ移動してキハ30を使った乗務員体験。
乗務員体験って、皆さん乗務員ですよね?
あたりが暗くなるまで、子供のようにキハと戯れている様子を目の当たりにして、私はこの鉄道会社のファンになりました。
(前から好きですけどね。)
今年2度目の貸切ありがとうございました。

さて、先ほどの旅番組とは別に、もう一つのテレビ番組のディレクターさんも撮影の下見にやってきていました。
国吉駅のこの景色を見て、「良いところだなあ。」と絶句。
そりゃそうですよ。
私のお気に入りの景色の一つですから。
映像制作スタッフから見ると、この景色は素晴らしい景色に見えるんですが、あなたの目にはどのように映りますでしょうか。
いすみ鉄道は皆様に「素材」を提供させていただいております。
見えるか見えないかは、皆様方が素材を自分でどう料理できるかどうかにかかっているということなのです。