台湾からのお客様

本日はいすみ鉄道と姉妹鉄道締結をしている台湾国鉄「集集線」のある自治体、集集鎮の鎮長さんがお見えになられました。
鎮というのは日本で言うところの「町」にあたりますので、集集町の町長さんと言えば分りやすいと思います。
大多喜町のお城祭りに合わせて大多喜をご訪問されたのですが、大原からいすみ鉄道にご乗車いただき、大多喜に到着されました。



新型のキハ20で大原へお迎えに上がりました。
私の隣が陳紀衡鎮長さん。31歳のとても若いリーダーです。

いただいたお名刺が素敵です。
集集線の集集駅の写真と、集集線で時々運転される蒸気機関車(日本製のD51)の写真が表と裏にあります。
そこには集集鎮の見どころとして、集集駅の名前があります。
駅そのものが観光地であるということなんですね。


大多喜町が歓迎の意味を込めて駅前で「ちば越中おわら節」の皆様方の踊りを披露されました。
写真は、集集鎮長御一行様が立ち去られた後、キハの発車に合わせてホームで「越中おわら節」を披露してくれたところです。
いすみ鉄道のお客様も思いがけない踊りに喜ばれていました。
で、一番喜んだのが私。
なぜなら、いすみ鉄道のキハ28-2346は高山線の富山口で最後まで働いていた車両ですよ。
風の盆で有名な越中八尾を毎日のように通っていた車両ですから、お祭りの人たちを乗せて活躍していたに違いありません。
私の目には大多喜駅が高山線の越中八尾に見えた瞬間でした。
今日、そんなことを言っても誰もわからないと思いましたので黙っていましたが、こういうことがストーリーなんですよねえ。
美浜踊り連の皆様、ありがとうございました。
集集鎮長さん御一行は、明日は大多喜お城祭りの武者行列に参加されるようです。
たっぷりとお楽しみいただきたいと思います。