阿蘇山噴火だそうです。

今日、阿蘇山が噴火したようです。
台風被害、常総市をはじめとした水害、東京湾直下型地震、そして阿蘇山の噴火。
9月に入ってからだけでもめまぐるしく災害に見舞われています。
でも、私はなんとなく、これらの災害が、地球が与えてくれている警告のような気がします。
先日も書きましたが、私たちにヒヤリハットに気づきなさいよ、と教えてくれているような気がします。
あんまりこういう話をするとオカルトっぽくなってしまいますが、「そろそろ気づけよ!」と言われているようでなりません。
昔から、大きな川のそばには住むな、と言われています。
低い土地には住むな、とも言われています。
私は自分の家を決めるときに、親から言われていたこれらのことを考えて場所を決めました。
でも、現代人は、「そんなこと気にしていたら住むところなどない。」という状態ですから、川のそばや土地の低いところでも人が住み始め、安全対策として堤防を高くすることで対応してきました。
そして、大丈夫だとされていた堤防の高さが足りなかったわけです。
東日本大震災でも、同じように、十分な高さとされていた堤防を越えて街中に津波が侵入してしまいました。
だとしたら、私たちがやらなければならないのは、堤防の高さをさらにかさ上げすることなのでしょうか。
50年に一度とか、100年に一度とかの気象現象には、人間の英知をいくらつぎ込んでも、対応することは難しいということなのかもしれません。
ここらで私たちは考え方を変えなければならないということなのではないでしょうか。
私たちが川のそばや低い土地に住むようになってから、たかだか50~60年です。
その間の経験値しかありません。
だから、100年に一片の災害には対応できないんですね。
50年間良かれと思ってやってきたことが、今になって、実は間違っていたかもしれない? と言われているようですが、だったら思いきってやり方を変えなければなりません。
話は飛びますが、ローカル線問題だって、50年近く「バス転換」でやってきて、その場所が今どうなっているのかを考えたとき、国の方針に素直に従ってローカル線を廃止してバス転換したところは今どうなっているでしょうか。
やってきたことが間違っていると思うのであれば、方針を変えなければなりません。
今や、ローカル線問題というのは、単なる交通政策ではなくて、経済政策であり、地域政策でもあることは明白なのですから、いつまでも国交省だけのの管轄ではないということです。
思い切って、方針転換する必要があるとすれば、それはまさしく、「今でしょ!」ということだと思いますよ。
そろそろ考え方を変える練習をしてみましょう。
そういうこともヒヤリハットから学ぶべきことだと思いますが、皆様はいかがお考えでしょうか。
それにしても、常総市をはじめとした洪水被害はひどいものです。
そんな中、黙々と仕事をする自衛隊に感謝、感謝ですね。
自衛隊員の皆様、本当にありがとうございます。