万博鉄道祭りに出かけました。

昨日、おととい(21・22日)と、大阪の万博記念公園で行われました「万博鉄道祭り」に出店させていただきました。
この万博鉄道祭りは、秋に行われる日比谷公園でのイベントに匹敵するような大規模なお祭りで、2日間で8万人以上のお客様で賑わい、おかげさまで、いすみ鉄道ブースも2日間で交通費をかけても十分に元が取れる売り上げを上げることができました。
今回、私がとても驚いたのは、関西での「いすみ鉄道」の知名度がとても高いことで、鉄道マニア風の人ならともかく、小学生の子供たちも「あっ、いすみ鉄道だ。千葉だよね。」とか、女性も「レストラン列車に乗りたい。」「伊勢海老食べたい」そして「ムーミン列車に乗りたい。」と、会場のお客様が皆さん声をかけてくれて、中には、「あっ、社長さんだ! 本当に自分で現場に立ってるんですね。」などと、言ってくれる人も1人2人じゃないほどいるんです。
「なんで大阪でいすみ鉄道知ってるんですか?」と聞いたら、皆さん、
「だって、有名ですよ。いつもテレビに出てるし。」と言ってくれるし、数日前に私がブログで、「大阪行きます。」と書いたのを見て、何人もの人が、私の本を持ってきて「サインしてください。」などと訪ねてきてくれましたし、中には差し入れを持ってきてくれたりと、本当にありがたい気持ちになりました。
大阪の皆様、本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。


[:up:] 千葉ラーメンも出張販売。一番長い列ができていました。


[:up:] こちらがいすみ鉄道のブース。常に人がたくさんいました。

[:up:] お隣は真岡鉄道さん。こちらも大賑わいでした。


[:up:] のと鉄道さんは新型の観光列車のPR。若桜鉄道さんは4月11日のSL運転の宣伝を一生懸命していました。
どちらの鉄道も、地域の行政と一体となって、新しい取り組みをしています。
私の感覚だと、ローカル線ってこれがふつうだと思うのですが、いすみ鉄道の場合は、例えばキハ28などは、煎餅、饅頭、もなか、カレーなどを売ったお金で導入して走らせていて、レストランに関しても地域は全く資金投入をしてくれません。それどころか、「なんでそんなことをやるんだ?」と言われるありさまで、「お前ら、いい加減目を覚ませ!」と言いたいのですが、もしかして、この期に及んで、いすみ鉄道はやっぱりいらないと思っているのではないかというほど、熱がこもってないのが現状です。
まあ、そんなことを言ってもはじまりませんので、私はきちんとやるべきことをやるまでなんですが、それまで1日10往復もあった内房線の「さざなみ」が、わずか数年で全列車君津止まりになったのを見て、東京へ直結する交通とは無縁の内陸の町の行政が気付かないのは、都会とのパイプの必要性を認識していない社会だから不思議ではありませんが、外房線沿線の人たちは気づいていたら、いいかげん動き出さないとヤバい時期ですよと思う今日この頃です。

[:up:] 4月11日の若桜鉄道さんのSL試運転は、いすみ鉄道のキハ52車内でもパンフレットを配布しております。