蓮田市へ行きました。

今日は埼玉県の蓮田市へ行きました。
私は3か所以上の移動が多いので、今日は電車ではなく車で蓮田市へ行き、夜8時に出てきて、10時半に大原の家に戻りました。
明日は朝から会議なので、今夜は大原泊りです。
さて、今日蓮田市へお邪魔したのは蓮田市商工会のお仕事なんですが、蓮田と聞いてまずピンと来るのは「ヒガハス」ですね。
東北本線の東大宮―蓮田間は列車の写真を撮影する名ポイントで「ヒガハス」と呼ばれているのですが、私がその話を切り出したところ、蓮田市の商工会のメンバーの皆様方は「ヒガハス」という言葉も含めて、良くご存じだったのです。
それだけじゃなくて、ある方が、「あそこは足場があまり良くないので、写真を撮りやすいように台を設置したらよいですよね。」とおっしゃいます。
写真を撮る鉄道ファンは、大手の鉄道会社からはあまり歓迎されない傾向にあるようですし、地元からもあまり良いイメージで見られていないのが一般的だと思いますが、蓮田市でそんな気持ちの皆様がいらっしゃることを知って、私はなんだかとてもうれしくなりました。
きっと、ヒガハスで撮影されるファンの皆様は、マナーがよくて迷惑な存在じゃないんだろうなあと思います。
でも、私はそういうことだけじゃなくて、地域の人たちが「ヒガハス」を地域資源と考えていて、撮影に訪れる鉄道ファンの皆様方を地域のお客様ととらえていることが、素晴らしいと思うのです。
線路の近くに良い景色があって、そこに人が集まるということを地域資源と考えているってすごいですよね。
それも田舎じゃなくて蓮田ですから。
3月のダイヤ改正前の今、ヒガハスも賑わうことでしょうが、ファンの皆様は地元の人が温かい目で見てくれているということを忘れずに、仲良く撮影して列車を記録してくださいね。
いすみ鉄道沿線のいすみ市や大多喜町も、いすみ鉄道のことを単なる交通機関としてだけでなく、地域資源として考えてくれるようになりましたから、私は少しずつ輝き始めたいすみ鉄道という原石に、さらに磨きをかけたいと考えているのです。
蓮田市商工会の皆様、本日はありがとうございました。