台湾国鉄 集集線 & 千葉の夕べ

昨日の夜、成田から台北に入りました。
一夜明けた今朝はお天気も上々で、朝から、姉妹鉄道提携を結ぶ集集線に視察旅行に出かけました。

まずは台北駅の台湾国鉄本社前で歓迎を受けて記念撮影です。
そして列車に乗り込んで向かったのは台中駅。

台中駅に到着すると駅長室に招かれまして、熱烈歓迎を受けました。
そして二水駅からいよいよ集集線の列車に乗り込みます。

集集線の列車の先頭に陣取ってビデオカメラで前面展望撮影をするのは大多喜町の鈴木副町長。
実は「鉄男君」だったのです。

二水の駅長さんは通票を取り出して見せてくれました。
二水―濁水と区間が彫られていますが日本と全く同じです。


集集駅に到着するとここでも大歓迎。
日本時代の駅舎の前と後ろで撮影です。


それにしても平日の真昼間に観光地でもなんでもないローカル線の駅にどうしてこんなにたくさんの観光客がいるのでしょうか?
実はこれがいすみ鉄道が台湾国鉄から姉妹鉄道提携で勉強させていただく必要があることなんですね。

集集線の分岐する二水駅でも大歓迎を受けました。

そして夕方に台北に戻ると、千葉県主催の「千葉の夕べ」に参加します。
大多喜町の手作り甲冑隊の皆さま方が応援に駆け付けてくれましたので、台湾鉄路管理局の周局長さんと記念撮影です。

森田健作知事のご挨拶で、いよいよ「千葉の夕べ」が始まりました。
森田知事はあいかわらずお元気でさわやかです。

続いて周局長さんのご挨拶。
8月にいすみ鉄道を訪問してくれたことや、千葉県の景色の素晴らしさ、そして何よりその時に接した人々の温かさに感激されたお話をしていただきました。


高校生の時に千葉県に留学した経験がある皆さまをお招きして、知事が彼らのリクエストにこたえて突然の歌の披露です。
曲はもちろん「さらば涙と言おう。」
知事の歌で会場は大盛り上がりです。


そしていよいよいすみ鉄道の番になりました。
手作り甲冑隊の皆さま方も一緒に壇上へ上がります。

そして、「えい、えい、オー!」という勝どきを、会場の皆さま方と一緒に叫びました。
この勝どきで会場はさらに盛り上がりました。
なんだか、大多喜町がこの会場を仕切ってしまったかのようでしたが、私としてはうれしかったですね。
なにより、こういうパフォーマンスは外国人にとってはわかりやすいですからね。

その証拠に、このあと甲冑隊の皆さま方は台湾の若い人たちに取り囲まれて記念写真を撮影する行列ができていたほどです。
いすみ鉄道と大多喜町にとっては大成功の「千葉の夕べ」でした。
明日はいよいよ台北駅構内で姉妹鉄道の締結式が行われます。