朝霧を抜けて

今朝は霧に包まれていました。
いすみ鉄道沿線では、いすみ市内の霧はよくあるのですが、大多喜町内まで霧に包まれることはなかなか珍しいようで、「よし!」と出勤前にカメラを持って、霧ならここだろう、という場所へ出かけて行きました。



城見が丘を出て切り通しを抜けた森宮です。
いい感じで霧がかかっていました。
すると、そこへ同業者様がやってきました。

「おはようございます。」
応援団の鈴木先生です。
なんだ、考えることは同じですねえ。
地元に住んでるからこその役得でしょう。


やがて霧の中を時刻通りに大原行の8Dがやってきて、目の前を通り過ぎて霧の中へと消えていきました。
ちょっといつものいすみ鉄道とは違う、幻想的なシーンでした。
良い物を見せてもらったようで、早起きは三文の徳とはよく言ったものです。

50分後、次の10Dはキハ20。
その時間には霧も晴れてきましたから、明るくなってから霧が消えるまで、つまり撮影時間帯はほんのわずかだったことになりますね。
大多喜駅も木々が色づいてとても良い感じです。
ローカル線の朝の一コマ。
こういう景色が平成27年の暮れに見られる価値をご理解いただける方は、いすみ鉄道のお客様として幸せになれるお方とお見受けいたします。