本日が最終日です。

群馬県の吾妻線が、八ッ場ダムで水没する区間を新ルートに切り替えられるために、川原湯温泉付近の旧線での運転が本日最終日のようですね。
私は前回吾妻線にいつ乗ったかなあと調べてみたら、何と1988年2月でした。


終点の大前駅です。
この時は確か2度目の乗車で、一人で乗りに行きましたが、デカ目の115系電車の窓を開けて窓枠にカメラを載せてセルフタイマーで1枚写しました。
何と何と27歳の時のパチリです。
もうすでに家庭を持って2人の子供がいましたが、18きっぷでぶらりと日帰り旅行に出かけたんだと思います。
今54歳ですから、この1枚からちょうど倍生きていることになりますね。
ああ、恐ろしや。

こちらは185系新特急「草津」です。
水没する川原湯駅に到着するところ。
30年近くたっているのに115系も185系も今でも走っているということは、そろそろだということですから、皆様、お乗りになるのも撮影されるのもお早めにということがお分かりいただけると思います。
このころは大きなカメラを嫌って全自動のポケットカメラで撮影してましたので、信じられないことに日付入りモードで撮っていましたが、今になってみると、いつ写したか手帳を見なくてもわかりますから、これはこれで良かったんじゃないかと思います。
廃線になってもすぐに湖底に沈むわけではありませんので、新線切り替え後の初乗りを兼ねて、寒くなる前にもう一度川原湯駅に行って見ましょうかね。
鉄道趣味は一生続くのです。
もっとも、今は仕事ですけど。