新米列車が運転されました。

昨日今日の2日間、いすみ鉄道で「新米列車」が運転されました。
この列車は、いすみ鉄道沿線で採れた新米で作ったおにぎりを列車の中で食べましょうという企画ですが、それだけじゃなくて、列車を運転する運転士さんも新米ですよというオチが付いているんです。
この程度のことなんですが、ダジャレがウケて、いすみのお米のおいしさが都会の皆さんにも知ってもらえると思って企画したんですね。
そうしたら新聞にも書いていただいて、たくさんのお客様にいらしていただきました。
おにぎり弁当は昨日も今日も60食ご用意させていただきましたが、両日とも完売いたしました。せっかくいらしていただいたのにご購入いただけなかったお客様には大変申し訳ないことをしてしまいました。
ただ、いすみ鉄道のようなローカル線で、500円のおにぎり弁当とは言え、1日で60食が完売するなんてありえないことですから、こちらも予想外だったんです。
地元でお米を作っている「かっつあんおにぎり」の坂本さんに「おにぎり弁当作ってよ。」とお願いしたのは良いのですが、早起きして一人で握る坂本さんとしては1日50食が限界と言われたのですが、そこを何とかと頼んで60食。
でも、売れ残ったらどうしよう。せっかく作ってもらって、売れ残って廃棄なんてことはしたくないし、お米を作っている人にそんな失礼なことはできないから、職員皆で買い取ろうか・・・
などなどいろいろ考えて、それでも60食を発注したのです。
そして2日間とも完売。
予約が要らない日帰り観光地はとても難しいんですね。
昨日今日といらしていただきました皆様、ありがとうございました。
そしておにぎり弁当をお求めいただけなかったお客様、本当にごめんなさい。
いすみ鉄道沿線のお米のおいしさを知っていただきたいという一心で走った「新米列車」でした。


[:up:] 新米列車の車内では中吊り広告もいすみのお米の宣伝です。
もちろん、大多喜のお城まつり、大原のはだか祭など、地元のお祭りもしっかり紹介していますよ。(広告料はいただいておりません!)


[:up:] 新米列車のヘッドマークとサボ。
よく見ると初心者マークが!
影山運転士の力作です。


[:up:] 列車の中でいすみのお米の素晴らしさを説明する坂本さんです。
新潟のお米も、宮城のお米も、秋田のお米も、日本全国どこのお米もおいしいんですが、千葉のお米もそれに負けず劣らずおいしいです。そして何より、8月のお盆の時に刈り入れが始まってますから、首都圏で一番早く新米が出回るのが千葉なんです。
だから観光資源になるのです。
観光というのは「季節の先取り」が大切なセールスポイントなんですね。

[:up:] 本日の新米列車を運転した新米運転士の原さん。
新米とは思えないスムーズで正確な運転でした。
いすみ鉄道の自社養成運転士さんはみんな頑張ってますよ。
後に続きたいと思っていらっしゃる方は、履歴書をお送りください。
エントリー形式で受付中ですが、来月に入りましたら来年4月入社の採用試験のご案内をさせていただく予定です。
募集は2名です。
訓練費用700万円は自己負担ですので、よろしくご承知おきください。