先週の金曜日、日本で1、2を争う大手広告代理店「博報堂」の幹部研修に講師として招かれました。
場所はお台場のエアラインホテル。
さすが博報堂さん、良い場所で行います。
今回は、その博報堂さんが日本各地や海外に構えている現地法人の社長さんなど、幹部の皆様方の研修会とあって、お話をいただいた時はちょっと場違いかなあと思いましたが、ローカル線を知ってもらうチャンスですから、ひるまずに出かけていきました。
何しろ、博報堂さんの幹部の皆様といえば、皆様ご御存じのように「プロのコピーライター」の中から選ばれた方々で、プレゼンテーションのプロフェッショナルですから、「ここには何もないがあります。」といういすみ鉄道のコピーを引っさげて出かける方も勇気がいるわけで、1時間半の持ち時間を、緊張しながらも一生懸命お話しさせていただきました。
研修の後に行われた懇親会も兼ねた質疑応答では、2時間質問攻めにあいましたので、どうやら皆様方にはある程度ご満足いただけたのではないかと思いますが、いかがでしたでしょうか。
博報堂のTOP、戸田裕一社長さんです。
とても親しみやすい方で、この笑顔で緊張をほぐしていただきました。
博報堂幹部の皆様方です。
ラフな格好をされてますが、皆様すごい方々ばかりです。
私はローカル線を5年やってきた今、あらためて思うのですが、ローカル線は地域の人たちや国交省に任せていたんでは、どんなに職員が頑張っても構造的には何も変わりませんから、今後も危うい状態が続くと考えています。
思い切って、彼らのような方々にローカル線をどうやって使っていくかを任せてみたら、面白いことになるんじゃないでしょうか。
今回の講師役は、そういう思いも込めてお引き受けしたんですが、半分ぐらいは私の思いや考えていることが伝わったのではないかと思います。
いすみ鉄道って面白そうだな。
皆様方にそう思っていただけたとしたら、きっと新しい道が開けると思います。
博報堂の皆様、ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
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