本日のお客様

今日は九州の第3セクター、肥薩おれんじ鉄道の皆様がお見えになられました。
肥薩おれんじ鉄道は、九州新幹線の開業に合わせて、それまでの鹿児島本線の八代から川内(せんだい)までを地元が引き継いで開業した第3セクター鉄道で、「おれんじ食堂」という食堂車を走らせていることで有名な路線です。
いすみ鉄道でも、昨年、このおれんじ食堂に乗車させていただき、視察させていただきましたのは記憶に新しいところで、いすみ鉄道のイタリアンランチクルーズは、このオレンジ食堂を参考にさせていただいて始めたものですが、今度は、肥薩おれんじ鉄道の皆様方が、いすみ鉄道の売店と商品展開を参考にしようと視察に訪れていただきました。
ローカル線はお互いに成功事例を共有し、もちろん失敗事例も共有して頑張っているということがお分かりいただけると思います。
お互いに悩んでいる点も共通事項が多いですからね。
房総半島から南九州まで1500kmも離れていますが、ローカル線同士、結構仲が良いんですよ。
今日お越しいただいた3名の方は、いすみ鉄道に初めていらしたご様子でしたが、東京からこれだけ近くにありながら、とても田舎の風景が広がっていることに驚かれていました。
私たちから見たら遠い遠い九州ですが、その九州の人が見ても田舎だと思うのですから、私は、いすみ鉄道沿線はそれだけの商品価値があると思いますよ。

先日到着したいすみ鉄道の新型車両いすみ352の前で 「ハイ、チーズ。」
おれんじ食堂の皆様。
右から薬丸営業課長さん、名越さん(アシスタントマネージャー)、政木さん(チーフパーサー)
遠いところをお越しいただきましてありがとうございました。