高校生が冬休みに入ると、ローカル線はシーンとする時期を迎えます。
いすみ鉄道も数年前まではそうでした。
でも、今は違います。
観光路線として観光のお客様にいらしていただくということは、人様がお休みしているときが仕事ですから、学校が休みになると忙しくなる。
いや、忙しくなってもらわなければ困るわけですから、いすみ鉄道は年末年始、鉄道はもちろん売店も休まずに皆様をお迎えする準備をしています。
私の仕事は列車を運転することでもなければ売店でレジを打つことでもありません。(本当はどちらもやってみたいけれど。)
私は社長として冬の厳しい時期に少しでもローカル線ファンの皆様方にいらしていただくためにいろいろなところに仕掛けをしています。
その一つがコレ。
数日前に発売になった「人生の達人」という雑誌です。
この雑誌の中で、これだけ大きくいすみ鉄道を取り上げていただいています。
これは、ローカル線ファン以外の人たちの需要を掘り起こす取り組みです。
もちろん、鉄道雑誌でも、交友社の「鉄道ファン」では特集記事を組んでいただいておりますし、交通新聞社が2日前に発売した「国鉄遺産」という特集ムックでも、いすみ鉄道を大きく取り上げていただいておりますし、いすみ鉄道の広告も掲載しています。
(この本は保存版ですから買うべし。)
このように、年末のこの時期でも気を抜くことなく、年末年始に向けてマスコミ各社にお願いをして、いすみ鉄道は様々な営業努力を重ねています。
もちろん、安全点検も怠っておりません。
先週、工務課の職員が注意個所の線路を歩いて、年内に緊急工事が必要な場所がないかチェックして、今のところ大丈夫ですと報告を受けています。
営業ばかりに気を取られて安全面がおろそかにならないように気を付けなければならないのも、この時期の大事な仕事なのです。
ということで、皆様の知らないところでも、いすみ鉄道はスタッフ全員が頑張っていますので、この年末もよろしくお願いいたします。
最近のコメント