昨日は鉄道友の会のお客様がいらっしゃいました。
今回、皆様方はいすみ鉄道に残る富士重工製のLEカーいすみ200形の201号車(来年3月退役予定)と、今年導入した最新型のいすみ350形の撮影にいらしていただきましたが、いすみ200タイプの軽量レールバスもだんだん貴重になってきましたし、国鉄キハ顔でデビューした新製気動車も今の時代貴重ですから、鉄道友の会の皆様方に関心を持っていただいたことは喜ばしいことだと思います。
いすみ鉄道がJRから払い下げを受けて国鉄形の気動車を観光列車としてそのまま走らせたり、キハ52と同じような国鉄キハ顔で窓が開く新型車両を作ったりすると、不思議なことをする会社だと思われているようですが、私がいすみ鉄道でやっていることは、別に特別なことでもなんでもなくて、ある意味「どうして今までこういうことをやる会社がなかったんだろうか。」と思う程度の、誰にでも考えられることなんです。
でも、ローカル線って、お客さんがいなくなるから何とかしなければと思いながらも、今までこういう誰にでもできそうなことすらやってこなかったんですから、私とすれば、そちらの方がはるかに不思議なんです。
鉄道友の会の皆様方は、そういうことがちゃんとわかっていらっしゃるから、今のこの時期に最新型の350と、いよいよ貴重になってきたレールバスのいすみ201を撮影に来られたのでしょう。
でも、皆さん、大丈夫ですよ。
いすみ200型は、最後の1両はいすみ鉄道で何とか残したいと考えていますから。
今までいすみ鉄度を支えてきてくれた栄光の車両ですから、何とか動く状態で残したいと考えて、今、1両重要部検査に入っているところです。
どうぞご安心ください。
鉄道友の会の皆様、12月の寒い時期にお越しくださいましてありがとうございました。
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