銚子へ行ってきました。

昨日は銚子へ行ってきました。
銚子には「銚子の元気つたえ隊」という皆さんが何とか地域を盛り上げようと元気に活動していて、その総会に招かれて講演をしてきました。
私は昔から銚子という町が好きで、年に何回も魚を食べに出かけますが、銚子は夏涼しくて冬暖かく(都内と5度ぐらい気温が違います)、しおかぜを浴びて育つので野菜もおいしいところです。
そして何よりうれしいのが銚子電鉄という全国に知られているローカル線ががんばっていることです。
漁港の街、終着駅、ローカル線とくれば、それだけで観光地です。
でも、私は、これは私の目から見て感じるポイントですが、銚子の人たちはあまりローカル線である銚子電鉄を大事にしていないように思います。
銚子電鉄は銚子の市内で完結していますし、市民の足としてみたらバスやマイカーで十分です。
これが今の交通機関としてのローカル線の現状ですが、いすみ鉄道もそうですが、ローカル線が走っているというだけで観光地になれるのが今の時代です。
ローカル線は立派な観光資源なのです。
まして銚子電鉄のような全国に名が知れ渡ったローカル線があるのですから、それを使わない手はないのに、どうも積極的に利用していない。
鉄道というのは乗客として乗るばかりが利用の仕方ではないのです。
考えて見ればすぐにわかると思いますが、もし銚子電鉄がなければ銚子はただの漁港の街で、そんなところは日本全国いたるところにあります。
もし、町のおせんべい屋さんがぬれせんべいを販売したら都会のデパートで取り扱ってくれるでしょうか。
そう考えたら、ローカル線が発信できる情報というのはすごく大きくて、また通りやすいのです。
こんなことをお話しさせていただきました。


今、銚子ではこの時期にしか採れない「入梅いわし」を町おこしに利用したキャンペーンを実施しています。
写真は昨日いただいた入梅いわしの御膳。(1500円)
市内の料理店に協力していただいて、今、10数店舗でこの入梅いわしを使った料理が食べられるようです。(7月1日まで)
http://www.choshikanko.com/ccd/iwashimatsuri.html
皆さん、是非、銚子へ行ってみてください。
良いところですよ。